入江京介とは、同人ゲーム『ひぐらしのなく頃に』『ひぐらしのなく頃に解』に登場するサブキャラクターである。声はアニメ・商業版ゲーム・ドラマCDを通して関俊彦が担当している。実写映画では田中幸太朗、テレビドラマでは郭智博が担当した。
概要
山村である雛見沢村にて診療所「入江診療所」を開設している医師であり、所長でもある。また、草野球チームの監督としても活動している。
本編には第一話「鬼隠し編」から登場しており、以降「綿流し編」以外は全ての話に登場している。立ち絵が描かれたのは「祟殺し編」が最初である。
無類のメイド好きであり、固有結界「メイドインヘヴン」をもつ。メイド好きという描写は「祟殺し編」の「お疲れ様会」が最初。アニメや漫画などでは特にそのことが強調されており、原作でも「目明し編」の「お疲れ様会」ではソウルブラザーの一員としてキャラの崩壊ぶりを見せ付けた。ただし、基本的には真面目な人間であり、村人からも信頼されている。
彼の正体
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彼は、鷹野三四の雛見沢症候群の研究スタッフとして『東京』から送り込まれた研究員である。彼の前身は精神外科医であり、ロボトミー手術を何度も行ったことがある。しかし、精神外科が否定されたため学会から追放され、干されていた所を『東京』にスカウトされた。
精神外科を志した理由は、父親の脳障害により両親が不仲になったのを目の当たりにしたからである。雛見沢症候群を研究する動機も、両親のように、脳障害による不幸な行き違いで苦しむ人を救うため、である。
村八分に遭っている北条兄妹のことをとても気にかけており、北条悟史を野球チームに誘ったり、検体にされかけていた北条沙都子を救うために抗体「C103」を開発したりしている。
彼は事件の犯人ではないが、当初、作者は彼を犯人にしようと考えていたことを示唆するメッセージが、出題編のエンドロールに記載されている。
また、なぜ作者が彼をメイド好きという設定にしたのかについては、祭囃し編コミックス2巻の末尾に、作者自身が述懐している。
関連動画
関連項目
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