この記事は第342回の今週のオススメ記事に選ばれました。 ・・・ですが、この記事は時代の流れで内容が変化する可能性があります。 そのことを心がけつつ閲覧することをオススメします。 将来、どこかが過剰地になったり、どこかが過疎地になる可能性・・・「有」です。 |
ゆっくり編集していってね!!!(イヤ、ホントに…) この記事は各地域の事情により内容がコロコロ変わる場合もあります。 現実のことを扱っているので、面白く書くならよく調べてから書きましょう。 |
ほんわかレス推奨です! この記事ではある人からしたら喧嘩を売られたような文も見受けられます。 コメントは落ち着いて書き、ほんわかなレスになるよう努めてください。 |
38 : ななしのよっしん :2012/01/25(水) 22:47:29 ID: pwpbpuY+Eh
最近は地デジ化によって、BS11やBS-TBSが一般的になったから、
2週遅れ程度で話題作は見れるから、だいぶ改善された…と思う……
39 : ななしのよっしん :2012/01/26(木) 23:52:41 ID: FjyHQitp8y
>>38
BS、CSが見れるだけで「改善された」なんて思ってはいけない。
価値が分からない人にも分け隔てなく見れる環境になってこそ、「改善」だ。
私は忘れないぞ…静岡で受けた屈辱を…。
全国のアニメ視聴・アニラジ聴取事情とは、アニメファン(アニオタ)にとっては目を逸らしたくても逸らせない事情である。
概要
主に全国各地での地上波テレビでのアニメ放送や地上波ラジオでのアニラジ放送がどうなっているのかをニコ厨の皆さん強制協力の下、解説していく記事である。
さて、地域によってはアニメ過剰地、アニメ過疎地、アニラジ過剰地、アニラジ過疎地…などと言われることがあるが、説明すると以下の通りである。
- アニメ過剰地とは、主に地上波テレビでの新作アニメの放送本数が多く、且つ定期的に放送される地域のこと。
- アニメ過疎地とは、主に地上波テレビでの新作アニメの放送本数が少なく、且つ定期的に放送されない地域のこと。
- アニラジ過剰地とは、主に地上波ラジオでのアニラジ番組の放送本数が多く、且つ定期的に放送される地域のこと。
- アニラジ過疎地とは、主に地上波ラジオでのアニラジ番組の放送本数が少なく、且つ定期的に放送されない地域のこと。
中でも過疎地では、挙句の果てに「深夜にアニメやアニラジを放送するなんて都市伝説」とか囁かれることも…。
ちなみに「…じゃあ、過剰地と過疎地の中間のような地域に対する呼称ってあるの?」と言われてもシラネ。(ぉぃ)
ただ、過剰地・過疎地と言っても色々タイプが有り、最終的にどういう基準で「過剰地か、過疎地か。」を表すかは人それぞれとなってしまう。例えば、「うちの地域より本数が少ない…ここは過疎地だ!」と言う人もいれば、「1本でも定期的に新作を放送するなら過疎地じゃない」と言う人もいる。なんつー極端な。他には、アニメ過疎地なのにアニラジ過剰地だったり、アニメ過剰地なのにアニラジ過疎地だったりするところもある。カオスな…。詰まるところ明確な定義は無いので、そこは掲示板上で議論して、誰か責任を持って定義を書いて頂きたい(投げやり)。
なお、アニメ視聴及びアニラジ聴取の事情は単純にテレビ視聴及びラジオ聴取の事情に直結とは行かないが、繋がりはある。特にアニメ視聴事情とテレビ視聴事情の関係が顕著に表れており、今では「アニメを大量に放送するテレビ系列=テレビ東京系列(※BSジャパンを除く)」という図式が出来上がっているほどである。そして、「直結とは行かない」と述べたのは、たとえケーブルテレビ経由で「テレビ東京系列以外の」4系列全てを揃えたとしても、関東・関西・東海三県の3広域の「テレビ東京系列以外の」系列局(というかキー局と準キー局と基幹局)でも全国同時ネット対象外の新作アニメ(特に深夜アニメ)を定期的に放送するのに、一方でその他地域の「テレビ東京系列以外の」系列局の場合それは未放送となるか不定期に放送する局が大半を締めるからである。(『俺の好きな作品がアニメ化されるぜイヤフォォォォウゥゥゥゥ!!!!ヽ(´∀`)ノ』→<公式サイトでネット局をチェック>→【※在住地域で受信している地上波テレビ局ではどこもネットしないことが判明】→『何・・・だと・・・?(; ・`д・´)』)
余談だが、日本はアニメ大国と言われるほど、アニメやアニラジの放送本数が多い国としても世界的に知られ、また、世界的にも評価の高いアニメ作品も多く輩出している国である。日本政府がクールジャパン戦略の一環として、その武器の一つである日本のアニメ、いわゆる「ジャパニメーション」を世界中に推し進めようという計画も有る。
…が!現実は非情である。どの地域でも地上波でまんべんなく誰もが気軽にアニメを観たりアニラジを聴いたり出来る状況じゃなかったこの国!…でもアニメやアニラジの放送本数は多いよこの国(白目)。ちなみに、海外の場合Crunchyrollというサイトが独自に契約しているため、月々たったの6.95ドル(700円ぐらい)で人気作品の多くを最速放送の1時間後には翻訳つき、CMなしで合法的に見れる。つまり日本の地方局よりも早く海外で見られるのである。こんなの絶対おかしいよ!(なおCrunchyrollは日本IPからのアクセスでは基本的に視聴不能)。
以下からは、全国各地のアニメ視聴・アニラジ聴取がどのようになっているか、少しでもその状況を知ってもらいたい。生涯アニメファンで在り続けたいのなら、若い人ほど今後の人生設計がかなり慎重になるはず…。
「radikoプレミアム」と「エムキャス」
ところで、アニラジについては、放送局によっては2014年4月に開始された有料サービス・radikoプレミアムを利用しての区域外聴取が可能である場合があるので、そちらを試してみるのもいいだろう。
なお、同年同月、ラジオ関西(兵庫県域局)のアニラジ『集まれ昌鹿野編集部』にてこの件が取り上げられた。現在同番組は、地上波ではネット局が無い兵庫ローカルの番組となっているが(※ただし通常のradikoではラジオ関西の対象エリアは兵庫県と大阪府の1府1県(2地域)となっている)、このサービスが始まると、それまで少数だった関東在住のリスナーからのメールが多数来たため、やはり一定の需要はある模様。ただ、番組MCの小野坂昌也は「サービス対象となっている局を全部聴くわけでもないのに月額350円なのはちょっと・・・」と指摘している。
また、アニメを多く最速で放送しているTOKYO MXは2015年に社会実験として「エムキャス」と呼ばれるアプリをリリースした。これは諸外国では局によっては見られるものの規制の多い日本では例のない「テレビ放送をそのままネットで日本国内であれば全国でみられる」という衝撃的なサービスである。まだいろいろとしがらみもあり視聴不可能な番組が多いが、一部アニメは視聴可能となっている。つまり録画こそできないし画質の問題はあるが「全国どこでもネタバレを気にせず最速でアニメが見られる」という夢にまで見た状況が実現しつつある。現段階ではまだ社会実験としてであり一部番組に限られているが、反響次第では番組数が増える可能性は十分にある。
各地域の正式放送対象となる地上波民放テレビ局数
スピルオーバーによる受信については除く。
だからそこ、『大阪はサンテレビも映るのになんで入れんのや!?』とか言うな。
以下「4大系列」は日本テレビ系列・TBS系列・フジテレビ系列・テレビ朝日系列。「全5系列」はこれにテレビ東京系列を加えたものを表す。
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ケーブルテレビで地上波テレビ5系列全て受信可能な地域がある都道府県
直接受信できなくとも、ケーブルテレビ経由でなら5系列全て受信できる地域がある都道府県について紹介する。
この項目では、各都道府県ともに受信できるテレビ局数が一番多い地域を基準にしている。
つまり、ある県に全5系列+独立テレビ局が受信できる地域が一つでもあれば★となる・・・そこが県庁所在地でなくても、辺境の地であってもだ!
但し、県内で区域外受信している地域が何処も期限付きの場合は除いているので注意。
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全国のアニメ視聴・アニラジ聴取事情
記事本編。今後もアニメライフを満喫させたいのなら読んでおくように。
全国のアニメ視聴・アニラジ聴取事情 | ||||
---|---|---|---|---|
東日本 | 北海道 | 東北 | 関東 | 甲信越 |
中日本 | 北陸 | 静岡県 | 東海三県 | 関西 |
西日本 | 山陰山陽 | 四国 | 九州七県 | 沖縄県 |
現状と今後
特に深夜アニメを日常的に見ている人たちにとっては放送される地方とない地方があること、放送局によって放送日時に大きな違いがあることなどはもはや常識であるが、深夜番組をあまり見ない人、特にキー局エリアの首都圏の人にとってはなぜこんなことになるのか不思議に思われるかもしれない。
それについては、以下の記事が大変詳しく解説しているのでそちらをご覧いただきたい。
なぜ地方ではアニメが放送されないのかをテレビ局の人に聞いてみた(by『TOPPYのネットでごはん』)
・・・と外部記事に丸投げするのもなんなので、簡単にまとめると以下のようになる。
- 深夜アニメは出版社・レコード会社等が合同で出資する製作委員会によって製作され、BDなど関連商品の売り上げを山分けすることで資金確保・利益獲得がなされる
- 深夜アニメはこの製作委員会がテレビ局にお金を出して空き放送枠に入れてもらう形で放送される
- つまり放送局を増やせば増やすほどお金がかかるため、最小投資でいかに多くの人に認知してもらい商品購買につなげてもらえるかが重要になる
- テレビ局の編成部側にも温度差があり、系列局・広域局は枠代も高く、内容に口出ししてくることもある。或いは内容次第により放送そのものを取りやめることもままある(この事例で有名な局が福岡県のTVQ九州放送である。当該記事を参照のこと)。非協力的な局は他の儲かる番組を優先して編成し、結果遅れが発生したりすることもある。
- 系列局でもMBSという自社製作枠を持ちながら、他のアニメでも製作委員会に出資するなどコンテンツ獲得に自ら動く局があるが、そんなところは他にはなく、例外中の例外である。
- したがってそのようなしがらみが少なく、深夜アニメに好意的で枠を積極的に提供する局、特に枠代が安く放送時間の融通が利きやすい独立局に集中する傾向にある。これにはTOKYO MX、サンテレビ、BS11などが当てはまる。
- ちなみに、テレビ東京系列のアニメはこの系列の作品と解釈されるため、他系列の地方局やBSジャパン以外のBS局での放送は難しいとされている。BS11で放送された『ガンダムビルドファイターズ』シリーズは例外。
3つ目と4つ目がポイントで、製作側は放送局を増やせば増やすほどお金がかかるし、放送局側も慈善事業ではないため深夜番組をわざわざ儲からないのに流すことはない(裏を返せば局の評価が上がったり視聴率が見込める超人気作や、話題を呼べる地元舞台の作品は進んで枠を出したり後から放送することがある)。
つまり製作委員会や自分の地元の局に「○○をウチで放送して!(;´Д`)」といっても
「じゃあ金出せゴルァ!!(# ゚Д゚)」と言われるのがオチである。
ノイタミナ枠が全国で幅広く放送できていたり独立局アニメでも『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』がかつて似たような芸当ができたのは、前者は製作元がフジテレビという財力がありネット局に対する発言力をもつキー局であり、全国同時ネットに限りなく近い形態での放送が可能であること、後者は製作元が日本有数の大配給会社である東宝であり、かつアニメ事業に大々的に進出した初の作品であり話題呼び込みを狙ったことなどの特殊な事情があるがためだと考えられる。
また、リンク先の記事内でも指摘のあるとおりBSとネット配信の普及が地域格差に拍車をかけている面がある。BSは昔は視聴世帯が少なかったが、地デジ化後はBS対応のテレビが一般化し、アンテナさえ設置すれば簡単に視聴できるため視聴世帯が急激に増加した。ネット配信も2010年代以降急速に浸透し、現在ではほぼ全作品になんらかのオンデマンド配信手段が用意されている。一方、前者は天候不順の影響を受けやすくアンテナの設置が必要、後者はブロードバンド環境が必要でで配信期間が限定されているなど遍く普及している地上波放送と比べると敬遠される要因もなくはない。
しかしこれらは「1局にお金を払うだけで全国でまとまった視聴者層を確保できる」、しかもエムキャスに至っては全国で最速視聴できるという製作側にとっても視聴者層にとっても大変ありがたい存在であり、デメリットを補ってあまりあるリターンがあるといえる。さらに天候不順といってもよほどの大雨か豪雪地帯かそれ以外の例外的なことでも無ければ映像に影響が出ることは滅多に無く(場所によるが)、ネット環境もスマホ・タブレットの普及も手伝って全国的に一般化し、大概の作品はお金を払えば後から見放題としているため、上に挙げた敬遠されうる要素はほぼ無視できるレベルであるともいえる。
実際、記事の一番上にある掲示板の書き込みとは裏腹にBSやネットでのアニメ視聴は加速度的に一般化し、製作側も十分それを承知しているのである。
つまり、製作委員会としては極端な話「枠代が安くそれなりの視聴者数を見込め、エムキャスという最終兵器をもつTOKYO MX、全国で見てもらえしかもBSの中でも枠代の安いBS11、あと適当なネット配信」とすれば最小の負担で全国で見てもらえる環境がそろうのである。
今後この傾向はますます加速していくとみられ、全日帯アニメのような全国同時ネットである場合を除き、実際この極端な例に沿うように名古屋圏や関西の局さえもハブられる例は増えつつある(上記のMBSのように、あるいは京都アニメーションがある京都府やP.A.Worksがある富山県でそれぞれの作品が漏れなく放送されているように、各地のテレビ局やアニメーション制作会社が毎期アニメ製作に携われば、もしかしたらそれらの地にて最低でも1本ぐらいは定期的に、最新の深夜アニメが放送されるかもしれない)。
そして、全国でアニメを視聴できる環境は着実に整いつつある一方、地上波だけの話に限定すれば格差は縮まるどころか「東京一強」がますます拡大する可能性が高い。
アニメ不毛の地
アニメが多く放送されそうな条件を満たしてそうなのに、実はアニメがそんなに放送されていない地域のことを指す。
この呼称は「それを言うなら『アニメ放送不憫の地』じゃないの?」という指摘もある。
実際にアニメ不毛の地とよく言われる静岡県でもアニメは放送されているし、放送時間が優遇されている地域に静岡県が入ることもある。
なお、Googleで「アニメ不毛の地」を検索すると、たまに「新潟」や「広島」といった地名がチラチラ見える(多分気のせいだと思いたい)。
テレビ局の新規開局についての現状
1999年のとちぎテレビの開局以来、日本国内には新しい地上波テレビ局が15年以上開局していないという現状がある。2016年現在、地上波テレビ局が新規に開局するというニュースは一切入っていない。また、民間でも新しいテレビ局を作ろうという動きは一切なく、しばらくは民放局の局数は変わらないものと思われる。
関連動画
関連項目
- 格差社会
- TV Tokyo Network
- 深夜アニメ番組の一覧 - BS版
- 全日帯アニメ番組の一覧 - テレビ東京系列版
- ニコニコ動画で配信中のアニメ作品一覧
- radiko
- 地方民/都会人
- 日本の都道府県の一覧(一部のHTMLソースの引用元)
関連リンク
- アンサイクロペディア『アニメ過疎地』
- Wikipedia『テレビアニメ』
- 全国アニラジ番組表
- はてな匿名ダイアリー『オタクの地域格差』
- たまごまごごはん『田舎住民から「オタク文化地域格差」についてヒトコト』
関連リンク
- アンサイクロペディア『アニメ過疎地』
- Wikipedia『テレビアニメ』
- 全国アニラジ番組表
- はてな匿名ダイアリー『オタクの地域格差』
- たまごまごごはん『田舎住民から「オタク文化地域格差」についてヒトコト』
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