八宝備仁とは、日本のイラストレーター。主にアダルトゲームで活躍。代表作は『アズラエル』、『彼女×彼女×彼女シリーズ』、『クラ☆クラ』、『美少女万華鏡シリーズ』など。
概要
エロゲ黎明期から数々の作品のメイン原画家を務めてきた古参の一人であり、主に抜きゲーの原画を担当することが多い。全くと言っていいほど絵崩れしないほどの技術の高さと構図のセンスの良さ、とっつきやすい絵柄や淡い塗りなどで多大な人気を誇り、とりわけ質量感たっぷりのおっぱいには定評がある。本人曰く、『リゾートBoin』の発売後に「徹底的に流行を勉強して今までのやり方を全て捨てた」らしく、『彼女×彼女×彼女』以降とそれ以前とは絵柄が異なっているのはそのため。絵柄が変わってからは少女マンガのような愛らしい画風となっている。
また、かなりの速筆であるらしく、原画だけでなく塗りまでも担当していることからもその実力の高さが窺い知れる。とはいえ、作業量は半端ないようであり、『クラ☆クラ』ではアトリエかぐや史上初となる発売延期を起こしてしまい、謝罪コメントがHP上に載ることとなってしまった。
なお、非常によく間違えられやすいが、読みは「はっぽう びじん」ではなく「はっぽうび じん」という風に切れる。また、例外はあるもののシナリオに恵まれないことも多く(抜きゲーにそんなものを求める方が酷なのだが)、不遇絵師と呼ばれることも少なくない。
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