八尺様とは、インターネット掲示板「２ちゃんねる」の「オカルト板」で創作された都市伝説の一つ。
概要
2008年に「オカルト板」の怪談書き込みスレッド「死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない？」の第196スレッドにて書き込まれた一連の話が初出のようだ。
背丈が八尺（現代の日本の「曲尺」では一尺は1メートルの33分の10、およそ30.3cmなので、約2m42cm）ほどもある、帽子などの何らかの被り物を頭に乗せた女。独特な声(ぽぽっぽ、ぽ、ぽぽ…)を発する。目撃者が証言する年齢や服装はばらばらだが、並外れた長身の女であることと頭に何か乗せていることは共通しているという。
目撃し、八尺様に目を付けられた場合、数日で取り殺されるなどのかなりの不幸な目に遭うとされている。
また「家族の声色を使って誘い出そうとする」という描写があり、声帯模写の特技も持つようだ。
美少女/美女化
元ネタは創作怪談に登場する不気味な存在であるわけだが、作中で主人公が目にした「白っぽいワンピースを着ていて被り物をかぶった、並外れて長身の女」という一部の人には魅力的に感じられなくもない姿のせいで、美少女/美女化した姿で描かれることもある（ちなみに上記の原作中では主人公は八尺様の顔を見ていないので美しい顔だったかどうかはわからない）。また、被り物は帽子に限定されていない為、代わりにネコミミなどを装備させる勢力もいたりする。
さらに、作中で言及された「成人前の若い人間、それも子供が被害に遭うことが多い」という特徴のせいでいわゆる「おねショタ」属性の創作で扱われてしまうことも。そういった創作の中にはセクシャルなものも少なくない。
○○様
上記のような経緯から恐怖心よりむしろ煩悩を向けられるようになってあんまり怖がられることが無くなったせいか、「八尺」にこだわらず「一尺」「四尺」「一万尺」、あるいは単位を変えた「八寸様」「八フィート様」など、様々な長さの「○○様」の可能性を模索する者も割と早くから出てきた。少なくとも2010年ごろからはTwitterでそういった書き込みが確認できる。
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/johneyk/status/24096810762
「○○」に入る数字や単位によって「○○様」の大きさは無限にバリエーションがあるわけだが、
どうも「一尺様」（およそ30.3cm）や、
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関連項目
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