八重樫太一(やえがし たいち)とは、ココロコネクトに登場するキャラクターである。CV:水島大宙
一部で自己去勢野朗、エミヤ系男子とも呼ばれる。このライトノベルがすごい!2011(2010年12月発売)で
男性キャラクターランキング27位。2012(2011年12月)では真奥貞夫と並び29位(太一は得点54/票数25・真奥貞夫が得点54/票数31)。2013(2012年12月)では17位/男女総合で32位(新垣あやせと同点)となった。
概要
ココロコネクトの主人公。(私立)山星高校に通う1年の男子高校生。永瀬伊織、稲葉姫子と同じクラス。
当初はプロレス研究会の設立を考えていたが、人が集まらず文化研究部(通称・文研部)に入ることとなった。
勉強ができないわけではないが、要領が悪いといわれている。
クラスメイトであり、同じ文研部の(部長である)永瀬伊織に惹かれている。
その一方で稲葉姫子にからかわれたり(罵倒されたり)、意外とスキンシップ(強烈な突っ込み)を受けているが、桐山唯や青木義文と共に日常を楽しんでいる。
作者の分身であるといわんばかりのプロレスオタク。突如、誰も理解不能なプロレス比喩始めたりする。
(中学時代は野球部であることが明かされている。入学当初はサッカー部に誘われていた)
ドラマCDの脚本を書いている(ココロコのファンでもある)志茂文彦もプロレス好きなので、ドラマCDではついに作中でプロレスの試合観戦まで行われている。 ・・・・・・さらに作者自ら完全監修しているゲーム・ヨチランダムでは太一がプロレスを語るシーンも少なくない。スポーツ少女の大沢美咲との会話で、プロレス話についてこれる人物の登場に悩まされることになる(恋愛と倫理的な意味で)。
妹の莉奈を溺愛する病的シスコン。これは妹の莉奈の小悪魔的なところにも起因していると思われる。
「あんな妹いたら・・・・・・」と中の人も太一状態に陥っている様子。
ついでにロリコン疑惑がかかっている。指摘に対してロリコンよりシスコンに反応する。
【受けの】自己犠牲野朗【美学】
プロレスとは台本のあるショーであり派手で危険な技を繰り出せばいいわけでは(ry ・・・・・・というような理由で太一はプロレスが好きである(作者も?)。
「受ける側」の行動がプロレスの試合としての完成度に直結し、成立する。(恐らくプロレスに限らず)
稲葉姫子はこれが太一にとって『自己犠牲の美学』ではないかと考えた。
八重樫太一は他人が苦しむのを見ていられない(のだがやや度が過ぎている)。 だからこそ支えを必要としている永瀬伊織と相性が良く、付き合ってしまえと稲葉は太一に話した。
「八重樫太一は誰かを支えたい」「永瀬伊織は誰かに支えて欲しい」 両想いであればなおさらのようだが・・・・・・?
稲葉姫子は太一の「自己犠牲野郎」と表現し、自分と同じ「そういう風に生まれてしまった人間」だと語っている。
この太一の「自己犠牲」は「救いたい」という形で、太一なりに真剣に考え、機転を利かせた行動が様々な異常現象の中で大きな影響を与える。 ただし、決して良い方向に作用するわけではなく、むしろ利用されたように悪影響を及ぼすようなこともある。
また、「自己犠牲野朗」と表現された自分のアイデンティティーについて苦悩もある。
その「自己犠牲」というものが、自分の中のどこから来るものなのか……。
そうした意味では永瀬伊織と同じ悩みを抱えている。
余談
- 「自己犠牲野朗」と言われた章のタイトルは「ジョバーはなにを思う」というものだが これは太一が語る「受け役に徹している」とされる大好きな選手のことである
- 水島大宙「生きるのが下手糞。だけどみんなと同じ速さで進むから置いてけぼりにしない」
- 沢城みゆき「文研部全員受け身だから、そこで太一が『自己犠牲』でレッドの役を買って出てる」
- ゲーム・ヨチランダムでは、晴れて永瀬伊織と結ばれるルートから、稲葉姫子と結ばれるルートなど複数のエンディングが存在する。(ヒトランダム編後に)デレばんとなった稲葉姫子と付き合い、最後に『3人』になるエンディングも……。
関連動画
俺は稲葉を……オカズにしたことがある!
関連項目
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