兵庫ゴールドトロフィーとは、兵庫県競馬組合が園田競馬場で毎年12月に開催する3歳以上・ダート1400mの重賞競走(ダートグレード競走)である。格付けはJpnⅢ。1着賞金3000万円(2022年現在)。
概要
2001年、統一GⅢの交流重賞として創設。1999年創設の兵庫ジュニアグランプリ、2000年創設の兵庫チャンピオンシップに続き園田競馬場が1999年に導入したサラブレッド2歳馬が古馬となるのに合わせて創設された3番目の交流重賞である。
2007年より別定戦からハンデ戦に変更。また日本のパートⅠ国昇格に伴い格付け表記がJpnⅢとなり現在に至る。
かつては近い時期に同距離の全日本サラブレッドカップ(笠松)やとちぎマロニエカップ(宇都宮)が開催されていたが、それらが廃止されてからはJBC後の年内に開催される唯一の古馬短距離交流重賞となった。このレースで好走した馬は翌年の根岸ステークスを経由してフェブラリーステークスを目指すか、同じ1400mの黒船賞に向かう場合が多い。
なお、歴代の勝ち馬は2023年まで全てJRA所属馬であったが、2024年に初めて地方所属馬が勝利した。
歴代の勝ち馬では、ノボトゥルー、スマートファルコン、スーニ、ドリームバレンチノ、ニシケンモノノフ、グレイスフルリープがGⅠ/JpnⅠを勝利している。
複勝圏内にはヤマカツスズラン、ノボジャック、メイショウボーラーがいる。
歴代優勝馬
関連項目
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