内輪ネタ（うちわねた）とは、内輪ネタの編集者たちの隣の家に住むおじさんの口癖である。
概要
おじさんの苗字は「瀧本」。内輪ネタの編集者たちは彼を「瀧本さん」、より詳しい人は「連コメのタッさん」のあだ名で有名であり、ニコニコ動画で知らぬ者が居ないほど知名度の高い人物だ。瀧本さんと会話する時に、瀧本さんはいつも「それは内輪ネタすなぁ」とよく使う。
ちなみに瀧本さんは、現在独身の42歳である。職業は数十年も工場務めをしていたが、近年の大不況の煽りをくらったお陰でリストラにあい一昨年無職になってしまった。なので現在、瀧本さんはタクシードライバーで活躍している。
瀧本さんの大好きなお菓子は柿ピーである。柿ピーにマヨネーズと醤油を付けて食べるのがマイブーム。現在独身であるため、仕事の後に安い発泡酒と柿ピーでニコニコ動画を見ながら一杯やるのが日々の幸せだと語っている。これを真似する実況生主も多く、知名度の高さが窺える。
彼の得意技は「連続16コメント投下」。ニコ動初期にこれを一晩続けた伝説は古参の間でも記憶に残っている者も多いのではなかろうか。
解説
と、内輪ネタとは上に書かれている例のような(もちろんフィクションです)、ごく一部の集団や界隈でしか理解できないネタのことである。内輪ネタの「内輪」とは、身内の輪、仲間内のこと。類義語に「身内ネタ」「楽屋ネタ」。
その界隈やコミュニティ等に所属している人間にとってはとても面白い話であっても外部に持ち込むと、その界隈を知らない人間にとっては、何のことなのか理解できず、それによる不快感や疎外感等を感じさせる。
上記の概要の文章を例にすると「瀧本さん」を知っている人と知らない人とでは面白さが全く異なり、瀧本さんを知らない人にとっては、ネタの内容の何が面白いのかがまったく意味不明で不快感を感じるであろう。
現実世界はもちろん、インターネットのコミュニティでは内輪ネタというのが多々見られ、その界隈で長らく身を置いていないと全くわからないことが数多く存在しているため、新しく見始めた人(いわゆる新参)にとってその界隈を閉鎖的・排他的なものにしている印象がある。また、匿名の掲示板のスレ内コミュニティでよく見られる定型文のネタも、閉鎖的・排他的な印象を与えるのに大きな影響を与えている。
言い方を変えれば、内輪ネタ(秘密の暗号の様なもの)が理解できることで、その界隈への団結心や帰属意識等を持つことに寄与していると考えられる。いわゆる方言や合言葉の様なモノと言ったら分かりやすい。
欠点
１つの漫画・アニメ・ゲームキャラでもニコニコ動画は勿論、匿名掲示板の2ちゃんねる・したらば掲示板・ふたばちゃんねる等では独自のキャラクター像や特定ネタが形成されており、多少影響されあったりする事があるが、それをさも界隈の常識である様(→ご存知、ないのですか!?)に喧伝して回ると反感を買ったり、コミュニティ同士で対立させてしまったり、その特定ネタを禁止される事になったりする。
場合によっては個人だけではなく、全体に責任が及ぶ事になるので(あいつらのせいで荒れた！とばかりに何年も後を引く事に)、お互いのコミュニティ同士不用意にネタを持ち込ませないようにと自粛させる事で防ぐ事が出来る。より詳しく知りたいのであればググれば良いだけなのだが、まとめwikiが存在しなかったり、過去ログが存在しない掲示板もあったりするため、理解出来ないネタも存在する。そのコミュニティに質問をして親切な人が居れば簡単に答えてくれるが、排他的な所では手荒い歓迎をしてくる事もあるので多少の勇気が必要となる。書き込みをせず半年ROMるという手も有りだ。
関連項目
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