冥府の使者ゴーズとは、漫画「遊☆戯☆王R」で武藤遊戯が使用する上級モンスターである。
原作(遊戯王R)での概要
遊戯王Rの特別編に収録された「闇遊戯vs百野」戦で初披露。ダイレクトアタックを受けた際に発動した罠カード「冥府に続く階段」の効果により「冥府の使者カイエン」と共に特殊召喚される。(本編の描写からその2体は通常モンスターと思われる)
その後、天馬夜行とのデュエルにおいて カウンタートラップ《クロス・カウンター・トラップ》の効果で発動された「冥府に続く階段」の効果で再登場した。その後、「ユニオンアタック」の効果でゴーズとトリッキーの力を合わせて邪神アバターを倒そうとしたが・・・
OCG版での概要
カード情報
名前 | 冥府の使者ゴーズ |
属性・種族 | 闇属性・悪魔族 |
レベル | ★★★★★★★ |
ATK/DEF | 2700/2500 |
効果 | 自分フィールド上にカードが存在しない場合、相手がコントロールするカードによってダメージを受けた時、 このカードを手札から特殊召喚する事が出来る。この方法で特殊召喚に成功した時、受けたダメージの種類 により以下の効果を発動する。 ●戦闘ダメージの場合、自分フィールド上に「冥府の使者カイエントークン」(天使族・光・星7・攻/守?)を1体 特殊召喚する。このトークンの攻撃力・守備力は、この時受けた戦闘ダメージと同じ数値になる。 ●カードの効果によるダメージの場合、受けたダメージと同じダメージを相手ライフに与える。 |
遊☆戯☆王R第三巻に収録された付録カード。ダイレクトアタックによる戦闘ダメージかバーンダメージを受けた時に手札からこのカードが召喚できるモンスター。今でこそ多くの「(相手ターンに)手札から発動するモンスター(召喚)効果」を持つカードが多く存在するが、このカードが出た当初はクリボーしかなかった。また、初の相手ターンに手札からモンスターを召喚するモンスターである。(後に《トラゴエディア》が登場した。)それまで「フィールドがら空き=勝ち」の図式だったところに、逆にフィールドをがら空きにして相手にゴーズを警戒させるというハッタリをかます戦術が生まれた。
それ以後、デュエルにおいて相手フィールドががら空きの時「ダイレクトアタックは攻撃力が低い方からしかける」か「1体で一撃で決める」のがセオリーとなったのは言うまでも無い。その強力な効果故に2007年3月の制限改訂において制限カードとなったが2014年2月に制限解除された。
余談・補足
この強力なカード目当てに多くのデュエリストが本を買いあさった(リアル天使の施し)為にその時期の書籍売上ランキング上位入りする事態までになったとされる。また、メタカードとして《マインドクラッシュ》《ダスト・シュート》の人気が一時期高まった。
ちなみに遊戯王R・遊戯王OCGでのデュエルにおいてゴーズとカイエンが揃い踏みする為なのか、この二人はデュエルモンスターズ界きってのおしどり夫婦というのがもっぱらの噂である。
さらに付けくわえておくと、『遊☆戯☆王ファイブディーズ』に登場したアンチノミーが登場初期「謎のD・ホイーラー」と公称されていた頃、ゴーズに似ているとネタにされていたりする。
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関連項目
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