冷凍餃子論争とは、料理した事のある人間と料理した事の無い人間の論争の一つである。
概要
Twitterを発端とした、料理に関する論争の一つで経緯は以下の通り
- 育児等に疲れた母親が食事の準備をしていたが冷凍餃子で済ました
- 夫が「これは手抜きだよ」と心ない返答をする
- ご立腹な母親は、ツイッターに投稿
- 拡散され、冷凍餃子を出している味の素公式ツイッターが反論。
- 現在に至る
というものである。
そもそも…
餃子を作るためには
- スーパーに出向き
- キャベツ(または白菜)、ニラ、豚挽肉、ニンニク、生姜、片栗粉、塩、餃子の皮(自家製であれば塩と強力粉)、椎茸 を購入
- 重いレジ袋を下げながら自宅へ帰り
- 手を洗い、うがいをして、荷物を整理
- キャベツ(白菜)、ニラ、ニンニクをみじん切りにして一端別のボールに入れ (大体 約30分作業)
- 豚挽肉をボールにいれて5の材料と混ぜ合せ
- 醤油を大さじ1(15ml)、ごま油を小さじ1(5ml)、砂糖を小さじ1、酒を小さじ1、片栗粉小さじ1、塩小さじ1/2(2.5ml/2.5g)をはかって順次入れてさらに混ぜ合わせる。 (約 約15分作業)
- 5-7で出来た『餃子のタネ』を、ラップして冷蔵庫で1時間冷やす
- 手を洗い
- 米袋から米を計量カップで量る
- ボウルで米をとぎ炊飯器の釜に放り込む。(約 約10分作業)
- 炊飯器のスイッチをいれる。
- 1時間経ったら『餃子のタネ』を取り出し、別に買っておいた餃子の皮を取り出す
- コップもしくは、お椀に水を用意。
- 右手のスプーンで『餃子のタネ』をすくい、左手に餃子の皮を乗せ、その皮の中央に『餃子のタネ』を乗せ (※左利きは逆手となります)
- 左手を軽くにぎり、右手で人差し指に水をつけそのまま、餃子の皮の縁に水をつけて親指と人差し指で折り目をつけながら餃子の皮を閉じる。(これで1個)
- 15-16の作業を『餃子の皮』か『餃子のタネ』が無くなるまで繰り返し (約 約30分-1時間作業)
- 手を洗い
- フライパンを用意して油を引いて、餃子を並べ、蓋をして中火で5分程度焼き餃子の皮の色が変わったら、餃子が1/3ひたる程度にお湯(または水、コンソメスープなど)を注ぐ
- 蓋をして、強火にし、水分がなくなるまで蒸し焼き (約5分-15分)
- 蓋をとり、ごま油'大さじ1を上からさっとかけて完成
話を戻して…
上記の行程は、独身社会人であれば会社から帰って18時に始めたとして、料理が出来るのは22時頃であり、その頃には疲れて風呂に入って寝たいと思うのが実情。
これを「手抜き」と表現する人間は、大体「料理をしたことがない人」か「コンビニしかり出来物を購入してる人」のため、大体5の工程が抜けているか、13の行程を知らないか、15-17 の行程を軽く見ている。
また、料理が上手くない人にとっては、上記の大さじ、小さじという単位でさえよくわからない単位に変わり、正直、皮に包んで焼く、蒸すという工程すら嫌である。
そのため、この手間のかかる料理に関して、味の素公式ツイッターは「手抜きじゃない、手”間”抜きだ」と、某ジャンプで連載していた銀髮木刀の侍漫画の様な返しをして対応している。
なお、一部の商店街では、餃子専門店などもあり上記のほとんどの行程を省くことも出来る。
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関連項目
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