凡庸性(ぼんようせい)とは、よく「汎用性(はんようせい)」と間違って使われる言葉である。
「凡庸」と「汎用」
「凡庸」と「汎用」は全く違う意味を持った言葉であるが、字面と発音が似ているからか、よく間違われる。
凡庸(ぼんよう)
[名・形動]平凡でとりえのないこと。また、その人や、そのさま。
「―な人物」「―の人物」
汎用(はんよう)
[名](スル)いろいろの方面に広く用いること。「同一規格の部品を―する」
対義語:専用
見ての通り、「汎用」は「広い用途がある」という意味の褒め言葉であるが、「凡庸」はとりえがない、特に目立った特長が無いという意味の、否定的なイメージを持つ言葉である。
「凡」は「はん」と読む場合もある(「凡例」など)のが、間違えやすさに拍車をかけていると思われる。
汎用人型決戦兵器ならいろいろな活躍ができ物語の主役にもなれるが、
凡庸人型決戦兵器だと主役やラスボスに蹴散らされるザコ役しかもらえないだろう。
関連項目
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