出塁率とは、野球における記録の一つである。英語では「On-base percentage / OBP」と表記される。
概要
(安打+四球+死球)÷(打数+四球+死球+犠飛)の計算式で求められる記録である。
日本プロ野球ではパシフィック・リーグが1962年から出塁率(当時は犠飛が計算されていなかった)の最も高かった選手に最高出塁率のタイトルを与えていたが、1985年より計算式を変えた上でセントラル・リーグも表彰するようになった。なお、1867年~1984年の間はセントラル・リーグでは最高出塁数のタイトルがあった。
記録
シーズン記録
- (2023年終了時点)
日本プロ野球 | メジャーリーグベースボール | ||||||||
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順位 | 選手名 | 所属 | 出塁率 | 年度 | 順位 | 選手名 | 所属 | 出塁率 | 年度 |
1 | 落合博満 | ロッテ | .487 | 1986 | 1 | バリー・ボンズ | SF | .609 | 2004 |
2 | 落合博満 | ロッテ | .480 | 1985 | 2 | バリー・ボンズ | SF | .582 | 2002 |
3 | ランディ・バース | 阪神 | .480 | 1986 | 3 | テッド・ウィリアムズ | BOS | .553 | 1941 |
4 | 落合博満 | 中日 | .472 | 1991 | 4 | ジョン・マグロー | BAL | .548 | 1899 |
5 | 小笠原道大 | 日本ハム | .472 | 2003 | 5 | ベーブ・ルース | NYY | .545 | 1923 |
6 | 柳田悠岐 | ソフトバンク | .469 | 2015 | 6 | ベーブ・ルース | NYY | .533 | 1920 |
7 | ロベルト・ペタジーニ | ヤクルト | .468 | 1999 | 7 | バリー・ボンズ | SF | .529 | 2003 |
8 | 丸佳浩 | 広島 | .468 | 2018 | 8 | テッド・ウィリアムズ | BOS | .526 | 1957 |
9 | アレックス・カブレラ | 西武 | .467 | 2002 | 9 | ビリー・ハミルトン | PHI | .521 | 1894 |
10 | ロベルト・ペタジーニ | ヤクルト | .466 | 2001 | 10 | ベーブ・ルース | NYY | .516 | 1926 |
通算記録
※4000打数以上
※太字は現役選手
順位 | 選手名 | 出塁率 |
---|---|---|
1 | 王貞治 | .446 |
2 | 落合博満 | .422 |
3 | 松井秀喜 | .413 |
4 | 柳田悠岐 | .409 |
5 | 張本勲 | .399 |
6 | アレックス・カブレラ | .3979 |
7 | 青木宣親 | .394 |
8 | 松中信彦 | .393 |
9 | 小笠原道大 | .389 |
10 | 清原和博 | .388 |
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