前・・・・なんだっけ?
もしかして
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概要
前原誠司とは日本の政治家。民主党所属の衆議院議員、外務大臣。民主党の元代表、前国土交通大臣。
よく影が薄いと言われ、上記のように名前を覚えてもらえない人としてネタにされる。
2023年の時点で国民民主党に所属。同年9月の国民民主党代表戦で玉木雄一郎に敗北。
その後国民民主党を離党、2023年12月に前原誠司を含めた5人の国会議員で新党「教育無償化を実現する会」を結成している。
経歴
1962年京都府生まれ。但し、両親は鳥取県境港市出身。中学2年生のときに父親が自殺し、不遇な青春時代を過ごした。現在も、生前の父が最後に連れて行ってくれた九州への鉄道旅行を覚えているという。
1986年京都大学法学部卒業。京都府議会議員を経て、1993年7月、衆議院議員初当選。
2005年の小泉劇場による民主党の衆議院選挙大敗の責任を取って退陣したジャスコ岡田の後継者として、菅直人との代表選挙に競り勝ち、民主党代表に就任。その若さとルックスからマスコミなどは好意的に受け入れた。
民主党代表として党内人事を一新。世代交代を推し進めた。さらに内政外交の分野でそれまでの民主党とは違った政策を展開。新しい民主党を作ってくれる人と期待された。
ところが、2006年のいわゆる永田議員による堀江偽メール問題により責任を追及され党代表を辞任。民主党は小沢一郎を次の代表に選出し、その体制も旧態依然としたものに戻ることになった。
前原誠司と小沢一郎の党代表の座は前後した方が良かったのかもしれない。
2009年時点では引き続き民主党所属。鳩山由紀夫代表の下で6名の副代表の一人に就任。
ネットで左翼的と非難されやすい民主党の中では「憲法9条改正」「武器輸出三原則の見直し」「中国脅威論」「反小沢姿勢」などを積極的に掲げる右翼的思想の持ち主である。反面「外国人参政権」や「夫婦別姓」への賛同、「靖国神社参拝への消極的な姿勢」「核武装反対」などリベラルな側面もある。
政策や政治的考えなどで現民主党執行部としばしば対立する言動を取ることがある一方で、一部自民党議員と仲が良いことが知られる。特に事務所が隣だった安倍晋三や、前原の両親と同じ、鳥取県出身の石破茂とは親密。「9条改正」「海上防衛論」「中国脅威論」などの意見で一致していて、共同で本を出版したこともある(→関連商品へ)。石破とは鉄道や、プラモデルなどの話題でも話が合う。
2008年9月、福田康夫首相退陣に伴う自民党総裁選に、石破が立候補したが、きっかけは前原との会話だったという(msn産経 2008年9月6日)。
2009年4月には安倍と同じ飛行機で渡米し、ワシントンの日本大使館でにこやかに会談。このとき安倍は「前原さんが首相になれば、私と似たような政権運営を行うでしょうね」と述べた。
と、自らの考えに対しては全くと言っていいほどぶれがない。鳩山由紀夫には見習って欲しいものだ。
与党での活躍
2009年9月、民主党代表の鳩山由紀夫が総理大臣になったのを受けて国土交通大臣に就任。菅内閣でも内閣が改造されるまで引き続き再任。八ツ場ダム中止抗争で地元とバトルを繰り広げている。また、海外への新幹線の売り込みに熱心であるなど、鉄分を原動力にしている。
菅改造内閣では、民主党幹事長となった岡田克也の後任の外務大臣に横滑りする形で就任。今までの経歴や言動などから、アメリカや中国との関係を中心とした外交手腕に注目が集まっている。
2010年9月、「尖閣諸島事件漁船追突事件」が発生。「国内法にのっとり粛々と対応する」としていたが、前原がアメリカに行っているうちに沖縄地検(裏では仙谷官房長官)が中国人船長を釈放。これについて、前原と親しい山田宏・元杉並区長は「あれだけの強硬な態度を取り続けた前原が譲歩することは有り得ない。前原が知らぬ間に、水面下での動きがあったのだろう」と述べている。
2011年3月、参院予算委員会で在日外国人から献金を受けたと認めた。
これは政治資金規正法第二十二条の五に抵触している。詳細は誠司と金(キム)を参照されたし。
プロフィール
- 衆議院 京都2区
- 憲法9条改正、自国での武装を主張
- 中国については「軍事費を毎年高めている。日本にとっての脅威だ」と発言
- 核武装は「核兵器を持つと国際社会の制裁を受け、北朝鮮の先軍政治を正当化することに繋がる。日米同盟がある限りは必要ない」
- 外国人参政権について「立場上賛成するが、小さな町村や離島に外国人が大挙したときのことも考えると、慎重にすべき」
- 国立国会図書館法の一部を改正する法律案
- 在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟
- 日朝友好議連
- 北朝鮮エネルギー支援賛成
- 「がんばろう、日本!国民協議会」(新左翼:民主統一同盟)
- 国旗及び国歌に関する法律には反対
- 靖国神社参拝については「A級戦犯が祀られている間は参拝すべきでない」
- 戦後60年決議案について『50年決議にあった「植民地支配」や「侵略的行為」の表現が落とされているのは問題である』と発言
- 小沢幹事長に対し「責任はきっちりととってもらいたい」と発言
- 当の小沢幹事長は「前原君は私を批判して人気を取っている」と発言
- 尖閣諸島漁船衝突事件で海上保安庁が保管したビデオを閲覧し「中国が悪いのは一目瞭然」
- だが、菅直人首相と仙谷由人官房長官は「ビデオは見てない」とのこと。責任者が見てなくてどうすんだ、オイ。
国会議員内でも、石破氏と並んで随一(というか絶対数的にそう多いものでもないだろうが)と言われるほどの熱狂的な鉄である。特にSLやブルートレインに関しては非常に熱心なファンである。例えば…
- 両親の実家が鳥取県境港市で、京都から山陰線の鈍行を乗り継いで一人で帰省した。
- 父親が最後に連れて行ってくれた九州への旅行は、ブルートレインを使った。
- 10万円程度の高額なSLや駅名などのプレートを衝動買い。夫人を嘆かせる。
- 秩父鉄道のSLカレンダーの表紙写真に、前原の撮影した写真が採用された。
- 寝台特急「トワイライトエクスプレス」に乗車。鉄道雑誌にも写真と原稿を送った(一方の石破茂は、寝台特急「サンライズ出雲」で地元の鳥取に帰郷することがしばしばある)。
- SLを見たかったため、新婚旅行は北海道にした。
←25年後の想像図。政治家を引退した小泉純一郎がウルトラマンキングに変身して旅立ったウルトラマンシリーズに声優として出演したため、前原もいつか 鉄道に関わる役で映画に出たいと思っているとかいないとか。
関連動画
関連項目
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