前田陳爾(まえだ のぶあき)とは、日本の囲碁棋士である。
1907年生まれ~1975年没
本因坊秀哉門下。
弟子に工藤紀夫9段(日本棋院理事)など。
概要
攻めの棋風で、特に接近戦に強い。
呉清源とも数多く打ち、戦跡は11勝22敗1ジゴ。
実力はもちろん、毒舌と文筆活動で昭和囲碁史を華やかに輝かせた。
氏について特筆すべきは詰め碁である。
「詰め碁の神様」と呼ばれ、基本詰碁はもちろんのこと
簡明かつ上手もうっかりハマりやすい良問を数多く発表。
現在では当時の詰め碁本がプレミア価格になって取引されている。
弟子の工藤紀夫9段が90年代に改めて雑誌「棋道」(現在の碁ワールド)に掲載したりした。
かつて趙治勲は弟子たちに、
「前田詰め碁 全3巻」と、自身の「基本死活辞典 上」は必ず持ち歩くように、と指導していたほど。
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関連商品
詰碁集。
対象棋力は当時のまま。
初級・中級・上級の3巻セット。
発行元の東京創元社のHPには、在庫無しとあるので注意。
(私はJUNK堂でたまたま発見して即買ったぜ?ドヤ)
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