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前頭とは、大相撲の地位である。
広義には横綱・三役以外の番付内の力士は全員この地位である（番付表では十両も前頭、幕下以下は「同」と書かれる）が、一般的には以下の「幕内前頭」を指す。
概要
幕内での最下位であり、役（小結、関脇、大関）がついていない幕内力士という意味で「平幕」とも言われる。
大相撲における最高格付けである「幕内」の最初の地位であり十両から幕内に昇格する事を「入幕」と言う。特に初めて幕内になった者を「新入幕」と言う。
前頭は上位から筆頭、二枚目、三枚目…と格付けされ、それぞれ東西に一人ずつ配置される。幕内力士の定員は決まっており（2004年1月から42人）、横綱、役力士の人数によって前頭の人数は場所ごとに変動する。
平幕力士が横綱に勝利する事を「金星」と言い、公式記録として加算される。金星を獲得した力士は殊勲賞を獲得する事も多い。また平幕力士の優勝を「平幕優勝」と言い、三役以上の力士の優勝とは別格の評価が与えられる事もある。
「平幕優勝した力士は大関、横綱になれない」というジンクスがあると言われるが、中にはこれを破っている力士も存在する。
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関連項目
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