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剣持しえなとは、「悪魔のリドル」の登場人物である。
概要
出席番号5番。メガネに三つ編み。真面目なしっかり者でいじめが嫌い。舞台が好きで演出などにうるさい（公式サイトより）。ただし、いじめが嫌いな描写はアニメでは語られなかった。
作中（主にアニメ）のしえな
その性格とは裏腹にドジっ子な点がいくつか見られる。例を挙げると
- 武智乙哉にメガネを壊され、予備のメガネを出そうとするが、メガネケースの中が空だった上に予備の予備も空だった（ただし、ガイドブックによると眼鏡を壊したのは明らかな確信犯と言われていたため、スペアの眼鏡も武智に捨てられた可能性がある）。
- 台本に生田目千足と桐ヶ谷柩の情報が書かれていたが、柩が携帯武器無しと記載されている（実際には携帯していた）。
- 暗殺予告票を出そうとしていたところを柩に見つかり、返り討ちに遭う。一命は取り留めたようだがその後、柩の手によって退場予告を一ノ瀬晴に見られため、自動的に退学が確定した。
出番自体が少なかったため数は少ないが、6話終了時時点の退場者の中では黒組参加の理由はおろか使用する武器すら判明せずにフェードアウトした不遇のキャラでもある。置かれていた花はアザミで花言葉は「復讐」。
また、今まではアイキャッチをその回に退学する生徒が担当していたが、6話は千足と柩が担当していたため、OP後の提供を担当していた（ある意味ネタばれとも言える）。そのためしえなのみアイキャッチが存在しない。
存在自体がある意味ネタばれのEDテーマのキャラソン集3つの中で最も発売が遅い黒組曲・急に収録されていたため、退場は後半かと思われたが、柩の手によって彼女とともに東兎角と一切の戦闘をせずに退場した。
両者のキャラソンは2枚目の黒組曲・破に収録されており、まだEDテーマとして流されていないキャラもいたため、今までのCDの発売が早い順番から退学という不文律を覆す形となった。ラジオ黒組通信でも担当声優のゲスト出演は終盤になっていた。
そのあまりの不遇ぶりにラジオ黒組通信でも度々ネタにされ、担当声優の山田悠希もツイッターでネタにする事がある。他のキャラクターがCDデビューする際にコメントで度々しえなの名前が出てくる等、半ばネタキャラ扱いを受けている感もある。
各話のEDでそれぞれのキャラソンが流れる事は確定しているが、6話が千足と柩に加えて、ニコ生放送後に更新される公式のQ&Aツイッターにより、しえなだけソロ曲がない事が判明してしまった。
その後、黒組曲・序の「QUEEN」では他の生徒と共に歌う箇所があり、破の「THE LAST PARTY」ではソロパートもあるようだ。その歌詞がまた悲壮感が漂っている。
黒組パーティーでもネタにされるなど、相変わらずの扱いであったが、リドルの放送終了から一年以上経ち、2015年10月より放送開始の新妹魔王の契約者BURSTにて、担当声優の山田悠希が山田奈都美とのユニットでCDデビューを果たす事となった。
原作における剣持しえな
原作ではしえなの過去について触れられており、酷いいじめに遭い、それを誰にも相談出来ずに塞ぎ込んでいたところにいじめっこに復讐する「集団下校」というグループに勧誘され、それを承諾する。
その際のやりとりから、いじめっこに直接復讐するのではなく、所属するメンバーをいじめる者たちへの復讐をそれぞれが代行する交換殺人のような組織だと思われる。
望む報酬は「メンバーで話し合って決める」との事（走り鳰は活動資金ではないかと推測している）。黒組で仲良くする事は馬鹿馬鹿しいと思っているが、組織の同胞たちにはそれなりに仲間意識がある模様。
アニメではそのような描写は一切なかったが、原作ではいじめに対して過剰な反応を示していたのは上記が理由だと考えられる。そんな過去を持つしえなの同室がシリアルキラーの武智乙哉だった事は皮肉である（乙哉はしえなにおさげをチョン切りたくなると興奮気味に話していた）。
このように追加の描写があった事でしえなにもまだ活躍の機会があるかと思われたが、実際は柩の手によって退学した。おまけに理事長や鳰には「（ダチュラと比較して）サークルのようなもの」柩には「弱い者は集まっても弱い」等散々な言われようだった。結局原作でもしえなの使用武器については明らかにされる事はなかった。
アニメ第十三話の剣持しえな
ペイント弾のパチコンを武器として使用。作中での不遇な扱いとは打ってかわり、メガネを壊された事で視界が悪くなり、手当たりしだいに攻撃する事で番馬真夜の襲撃を凌いで撃退、さらには犬飼伊介にもペイント弾を浴びせている。ただし、どちらもチャームを奪ったのはしえなではない。
最後の兎角、首藤涼、寒河江春紀の乱戦にも参入。しかし、最終的に三人を含めて誰もチャームを獲得出来なかった。
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