剣聖ビルゲニアとは、日本の特撮作品「仮面ライダーBLACK」に登場する、BLACKの最初のライバル的存在である。後にその立場をシャドームーンに譲ることになる。
昭和仮面ライダーシリーズでの類似した立場には、「仮面ライダーX」のアポロガイストがいる。
概要
古代甲冑魚「ビルケニア」の大怪人で、全身を生体鎧で覆っている。顔面は、初期は復活直後の体調不良のため人間の肌の色だが、後に回復し、真っ白になっている(実際は恐らく大人の事情)。
ブラックサン、シャドームーンと同じく日食の日に生まれたのだが、5万年周期であるべきところを2万年目(「3万年前に誕生」と語られているため逆算)に誕生したため、キングストーンを与えられず、世紀王になれなかった。(ビルゲニアが大怪人として扱われているのは、キングストーンを与える代わりにビルゲニアにされた為とも想像が可能。)仮面ライダーBLACKの持つキングストーンを奪って世紀王になるために戦う。
魔剣ビルセイバーと、ビルテクターという盾を持つ。格闘能力こそBLACKに及ばないが、剣聖の名に恥じぬ剣術の実力を誇るだけでなく、魔術や催眠術、変身能力、光の玉になり自在に飛行するなど、キングストーンを持たずして、世紀王であるBLACKを凌ぐ特殊能力を持つ。
第25話「爆走する武装メカ」において、てつをの愛人、ロードセクターを製作させた大門教授の弟子を脅し、専用マシン「ヘルシューター」を開発させ、BLACK&ロードセクターVSビルゲニア&ヘルシューターというマシン戦を繰り広げた。レーザー砲、ミサイル、バルカン砲などを備える、ロードセクター同様の破壊兵器であった。しかし、これほどの武器の火器管制を全てコンピューターで行っているため機械的な妨害に対し脆弱であり、それを見破ったBLACKによるロードセクターの妨害電波で制御不能に陥り、乗り捨てたところをBLACKに破壊されてしまった。
第28話で作戦の為に人間の姿に化けて登場したが、ニコニコ動画ではこの時に名乗った名前から「倉持さん」と呼ばれることも多い。
以下ネタバレを含むため反転↓
シャドームーン復活が近づくと、用済みとして処分されることを悟った彼は、創世王から「サタンサーベル」を与えられて起死回生を図り、ブラックサンとシャドームーンを倒して2つのキングストーンを奪い、自ら次期創世王になろうとする。
だが第35話でBLACKと戦闘中に復活したシャドームーンにサタンサーベルを奪われた挙句、BLACKのライダーパンチとライダーキックの連打を受けて深手を負いゴルゴム神殿に帰還、そのままシャドームーンとサタンサーベルを巡って連戦しビルセイバーをサタンサーベルで弾かれ、ビルテクターもろともサタンサーベルの一撃で斬られ斃された。
関連動画
↓初登場回
↓倉持さんが……
関連項目
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