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剣闘獣ベストロウリィ
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/ (__八__) 、(2ちゃんねる「遊戯王カードのAAできたぞwwwwwwww」より)
剣闘獣ベストロウリィとは、遊戯王OCGの効果モンスターである。その名前と攻撃力1500(イチゴ)から通称は苺。
カード
名前 | 剣闘獣ベストロウリィ |
属性 | 風属性 |
種族 | 鳥獣族 |
レベル | ★★★★ |
ATK/DEF | 1500/800 |
効果 | このカードが「剣闘獣」と名のついたモンスターの効果によって特殊召喚に成功した時、 フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。 このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にこのカードをデッキに戻す事で、 デッキから「剣闘獣ベストロウリィ」以外の「剣闘獣」と名のついたモンスター1体を 特殊召喚する。 |
パスワード | 41470137 |
概要
剣闘獣による特殊召喚時にアドバンテージを得ることができ、また切り札「剣闘獣ガイザレス」の融合素材である。「剣闘獣」のデッキにおいては、このカードからのガイザレスの召喚が第一の勝ち筋であり、剣闘獣の勝率はこのベストロウリィによって左右されるといっても過言ではない。
強力無比な剣闘獣ガイザレスを規制するためか、現在このカードは制限カードである(後に制限緩和され、2014年2月に無制限に)。
しかし制限カードでありながら、3枚投入可能なサーチ魔法「剣闘訓練所」でデッキから手札に加えることができる。また剣闘獣エクイテや剣闘獣ダリウスで回収、そのまま剣闘獣ガイザレスへと繋げることも可能である。
厄介な奈落の落とし穴は裏守備表示で場にセットすることで回避可能で、この場合もガイザレスの素材として使用できる。そのほか、鳥獣族である点を活かし、除外される前にゴッドバードアタックで墓地に送ってしまえばよい。
本来は魔法または罠カードを1枚破壊するための、ほかの剣闘獣の交替先の最有力候補として挙げられていた。しかし制限カードとなった現在では、うかつに表側で出すと奈落の落とし穴にかかり、そのまま封殺されてしまう危険性が高い。 1枚のみの投入からか、従来通りに「魔法・罠カードの破壊」する機会は減り、もっぱら剣闘獣ガイザレス召喚のための数少ない切り札として用いられるようになった。
全盛期のベストロウリィ伝説
制限カードだった頃は、ここぞというとき以外は温存されがちだったベストロウリィ。だが無制限で3枚も投入が可能で全盛期だった頃のこのカードは、それこそバブル期のタクシーに対する一万円札のように使用された。
- 3戦に5回登場は当たり前、3戦8回登場も
- 後攻初手ガイザレスを頻発
- ベストロウリィにとっての大嵐(2011年から14年まで制限。現在禁止カード)はピンポイント破壊のしそこない
- 初手に3枚も日常茶飯事
- ライフ7000差、効果使用済みのムルミロのみの状況から1ドローで逆転
- 相手の罠の全破壊も余裕で達成
- 1度の登場だけと思ったら3体連続召喚だった
- 王宮のお触れでどや顔のプレイヤーをいじめるのが特技
- デッキに入れただけで対戦相手が泣いて謝った、心臓発作を起こすライトロードも
- ミラフォ破壊でも納得いかなければ除外したのにまた新しいベストロウリィが出てきた
- あまりに破壊しすぎるから破壊しても手札に戻す扱い
- それでも勝つ
- 相手を一睨みしただけで魔法・罠カードが墓地に飛んでいく
- 決闘の無い休息日でも2枚破壊
- グッとガッツポーズしただけで5枚くらい破壊した
- フィールドバリアで守られているフィールド魔法を楽々バリアごと破壊してた
- ベストロウリィは、いつも店先のスターダスト・ドラゴンを物欲しそうに眺める少年にヘラクレイノスを買ってあげたことがある
9割が事実である。
「1枚逝ってもまだ2枚」という意識からか、激流葬や奈落の落とし穴などの罠を今ほどは警戒せず(とはいえある程度は恐れていたが)、パンパンと伏せカードを割っていったのである。何を隠そう、聖なるバリア-ミラーフォース-をはじめとする攻撃反応型の罠の需要を間接的に下げたのは、この剣闘獣ベストロウリィである。
対策
制限カードとなり、「剣闘獣」そのものもかつてほどの勢いを失った。しかしやはり、こいつウザイ(ていうか剣闘獣がウザイ)と思う人も絶えないものである。
有名な対策として奈落の落とし穴で除外、という手がある。が、なにぶん現在の剣闘獣にとってこのカードはたった1枚の切り札であるため、先述のとおりセットで召喚したり、魔宮の賄賂や盗賊の七つ道具などのカウンター罠で回避したりと、こちらの対策にはまんまと引っかかってはくれない。
墓地へいっても再利用されることが多いので、D.D.クロウで除外が手っ取り早い。問題はいかにして墓地へ送るかだが、フリーチェーンのカード、たとえばサンダー・ブレイクなどを用いればすぐに対処できる。
すでに他の剣闘獣が場にいる中、セット(伏せ)でモンスターを出された場合、大抵はこのカードであることが多い。
この際は、相手が優先権を放棄した時点でフリーチェーンのカードで対処が可能である(ただしブラフであった場合は相手の壮絶なドヤ顔を拝む羽目になるので注意)。強引だが、魔のデッキ破壊ウィルスでも墓地へ落とせる。
そもそも引かせない(セットで出させない)ために、ベストロウリィをサーチできる「剣闘訓練所」を封殺できる「ライオウ」もおすすめ。こちらは1900の打点で素の下級剣闘獣に打ち勝てるほか、強欲で謙虚な壺のメタにもなる。
■まとめ
- 他に剣闘獣がいる中、いきなり伏せで出てきたら9割こいつ
- 受動的な罠よりフリーチェーンのカードが効果的
- 表側でひょうひょうと出てきた場合、背後に保険のカウンター罠を構えている場合が多い
- なので奈落の落とし穴+「カウンター罠を打ち消せるカウンター罠」というゴリ押しも可
逆に剣闘獣側は、上記の対策に対抗できさえすれば、切り札をいかんなく使用できるということでもある。
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関連項目
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