『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』とは、漫画『銀魂』における長編エピソード「紅桜篇」のアニメ版をリメイクした、『銀魂』の劇場版第1弾の名称である。
監督、脚本、主題歌、配給など
タイトル | 『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』 |
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原作 | 『銀魂』 |
原作者 | 空知英秋 |
監督 | 高松信司 |
脚本 | 大和屋暁 |
主題歌 | DOES 『バクチ・ダンサー』 |
エンディングテーマ | DOES 『僕たちの季節』 |
制作 | サンライズ |
配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
公開 | 2010年4月24日 |
上映時間 | 96分 |
製作国(言語) | 日本国(日本語) |
興行収入 | 10.7億円 |
次作 | 『劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』 |
概要
過去に2回も映画化の嘘予告がされたが、3度目の正直なのか、ついにアニメ映画化が本当に決定した。
(ちなみに、その2回というのは、『銀魂 THE MOVIE 紅桜篇』、『劇場版 銀魂 白夜叉降誕』(同時上映『真選組-上京篇-』)の予告である。)
映画化決定の公式発表は、2009年10月26日発売の『週刊少年ジャンプ』48号にてされた。
劇場版の詳細情報は、『週刊少年ジャンプ』や劇場版の公式サイト、アニメ『よりぬき銀魂さん』などにて順次発表された。
「紅桜篇」のリメイクではあるが、その「紅桜篇」に新たな解釈をもって製作された。
タイトルは『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』。
決して、『劇場版 銀魂 STRONG WORLD』でも、『銀魂 THE ムービー 天空の難破紅桜(ロストベニザクラ)』でもないので注意。
もちろんだが、タイトルも○保先生が考えたりしていない。
また、「ハタ皇子吹き替え版」の予定はなかった。
2010年4月24日ロードショー。
配給はワーナー・ブラザース映画。
映画には0巻の代わりにコミックス11巻と12巻を持ち込むことがおすすめらしい。
第181話の終了後にて予告編が放送されたが、これは第75話の嘘予告の完全なる使い回しである。
第75話放送当時は嘘予告ではあったものの、実際に映画化されることになったため、ある意味1番早い公式発表だったといえるかもしれない。
その後、公式サイトやテレビCM、アニメ『銀魂』内などで、新たに作られた新規の予告編が流されていた。
ちなみに、予告編にはハタ皇子吹き替え版もあった。
これぞまさに、「嘘から出たまことちゃ~ん」であり、決して「映画やるやる詐欺」ではない。
神楽が「『テレビでは見られなかった新たなシーンが』、とか言えば、奴らみんな騙せるアル」と言っていた。
テレビアニメの「紅桜篇」とは異なり、近藤勲、土方十四郎、沖田総悟、山崎退などの真選組メンバーや、神威、阿伏兎などの春雨第七師団のメンバー、猿飛あやめ、柳生九兵衛、吉田松陽などといった新たな登場人物が追加されている。
(ただし、近藤勲、土方十四郎、山崎退、猿飛あやめは後日談に登場しており、吉田松陽は回想場面に声なしで登場している。)
しかし、「紅桜篇」の後日談すらもアニメで放送している(さらに、公開日近くで『よりぬき銀魂さん』でも放送している)ので、吉田松陽を除いては大筋には関わってこないと予測される。
そのため、一瞬だけ出して奴らみんな騙すという可能性は高い。
実際はそれに近かった。
さらに、劇場版第2弾として『劇場版 銀魂 真選組血風録』の嘘予告まで流すほどである。
さすが『銀魂』である。
なお、この劇場版は第195話や公式サイトでアニメ『銀魂』第1期の真の最終回として位置づけされた。
また、「吉原炎上篇」の伏線的内容も含まれている。
2010年3月25日(木)、アニメ『銀魂』第1期最終回の日に両国国技館で行われ、全国各地の映画館で生中継を行った『銀魂春祭り(仮)』では序盤の3分ほどが上映された。
2010年4月5日(月)からテレビ東京系列で放送の銀魂特選放送『よりぬき銀魂さん』(アニメ『銀魂』第1期の再放送)のOPおよびEDでは、4月~5月の間、この劇場版と同じ主題歌が使われ、劇場版の情報コーナーも放送された。
本劇場版は、プチョン国際ファンタスティック映画祭で観客賞を受賞している。
タイアップ
再放送などがあったとはいえ、アニメ第1期が終了したためか、各地でタイアップを行い、宣伝を行っていた。
- 2010年3月20日(土)発売のシアターカルチャー、マガジン、T.の表紙に銀さんが登場。
- 明治乳業
- いちご・オレに何かが起きる?
- 池袋ジャック
- 銀魂×TOKYO DRIFT
- 京成電鉄春のスタンプラリー
- 京都市交通局スタンプラリー
劇場版 新八 新訳紅桜篇
「3月25日でテレビシリーズも終了したし、もういいんじゃね?やーめた、俺降りるわ。」と言い残し、主人公である坂田銀時が『銀魂』を降板したため、急遽、準主人公である志村新八に主人公交代となったアニメ『銀魂』の劇場版。
そのため、タイトルが『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』から『劇場版 新八 新訳紅桜篇』へ変更された。
もちろんこれはエイプリルフールネタであり、2010年4月1日限定であった。
結局、特報や予告に出られていなかったというのに、残念だったね、新八。
DVD
2010年12月15日発売。
完全生産限定版と通常版、法人版があり、完全生産限定版DVDには新作アニメが特典DVDとしてついている。
特典DVDの新作アニメはアニメ『銀魂』第2期(『銀魂'』)の告知である。
また、第2期では16:9で放送するのに合わせて、冒頭以外16:9となっている。
その他、『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』の本編の「ハタ皇子吹き替え版」もある。
地上波テレビ放送
テレビ東京で2011年4月29日8:00~9:55、テレビ愛知およびテレビ大阪で2011年5月3日10:00~11:55に地上波放送された。
また、『劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』の公開に先駆け、宣伝も兼ねてテレビ東京系列で2013年6月30日26:45~28:45に地上波放送された。
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関連項目
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