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加藤豪将（かとう ごうすけ、1994年10月8日-）とは、アメリカ合衆国出身のプロ野球選手（内野手）である。現在は北海道日本ハムファイターズに所属。
経歴
| 北海道日本ハムファイターズ #3 | |
|---|---|
| 加藤豪将 | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |  日本 アメリカ合衆国 |
| 出身地 | カリフォルニア州マウンテンビュー |
| 生年月日 | 1994年10月8日 |
| 身長 体重 |
188cm 82kg |
| 選手情報 | |
| 投球･打撃 | 右投左打 |
| 守備位置 | 二塁手、遊撃手 |
| プロ入り | 2013年ドラフト2巡目（全体66位） 2022年ドラフト3位 |
| 経歴 | |
| メジャーリーガーテンプレート | |
両親は日本人。そのため二重国籍となっている。生まれは「シリコンバレー」として世界的に知られているカリフォルニア州マウンテンビュー。3歳の時に、神奈川県に移住。そして6歳の時に、父の仕事の都合でサンディエゴに移住。その7ヶ月に野球を始めた。
「大リーガー要請工場」とも呼ばれ、数々のメジャーリーガーを輩出してきた名門校であるランチョ・バーナード高校に進学。在学通算打率.411、25本塁打、114打点。卒業後はカリフォルニア大学への推薦入学が内定していたが、2013年のメジャーリーグドラフト会議でニューヨーク・ヤンキースに2巡目指名され、入団した。
ヤンキース傘下時代
契約後にニューヨーク・ヤンキース傘下のガルフ・コーストリング・ヤンキースに合流。2013年6月21日の開幕戦で本塁打を放った。50試合に出場し、打率.310、6本塁打(リーグ1位)、25打点、OPS.924(リーグ1位)、4盗塁を記録、ベストナインにも選出された。10月から始まった3週間の教育リーグでは、ヘッドスライディングの際に左手中指第一関節の靭帯を断裂するケガを負ったが、その後もテーピングをして出場し続けた。ロビンソン・カノの退団、デレク・ジーターの年齢などをから球団からの期待も大きかった。
シーズンオフには神戸で2日間、憧れだったイチローとの合同練習を実施。その練習後に人生で初めて食べたという牛タンに感激するなど、素朴な一面を見せた。
2019年にマイナー契約期間が6年となったため、FAとなった。
マーリンズ傘下時代
2019年にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだが、2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でマイナーリーグが開催されないまま、11月2日にFAとなった。
パドレス傘下時代
2019年11月にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結んだ。
ブルージェイズ時代
2021年12月にトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結んだ。
2022年は開幕前からロースター入りした。背番号は29。4月9日のテキサス・レンジャーズ戦で代走でメジャーデビューを果たした。5月1日にマイナーに降格し、5月4日にDFAとなった。
メッツ傘下時代
2022年5月7日にウェイバー公示でニューヨーク・メッツに移籍したが、メッツへの昇格はなかった。
日本ハム時代
2022年ドラフト3位で北海道日本ハムファイターズと契約した。背番号は3。
2023年はキャンプ前日に右示指末節骨骨折で調整が遅れると、3月には右腹斜筋肉離れで復帰まで8週間とされたため、開幕を二軍で迎えた。5月25日に一軍に昇格し、その日の福岡ソフトバンクホークス戦でデビューし、ジョー・ガンケルから初安打を記録した。5月31日の東京ヤクルトスワローズ戦でNPB初含む1試合2本塁打を記録した。62試合の出場で打率.210、6本塁打、16打点だった。
人物
野球を始めたきっかけは、加藤が英語がしゃべれず英語をしゃべるきっかけを親がつくろうとしたためであった。
野球を初めて1年半後となる2002年7月4日に、シアトル・マリナーズ対ミネソタ・ツインズ戦を家族で観戦。小さな体で大男たちと渡り合うイチローの姿を見て感銘を受けたという。加藤曰く「アメリカ人の中でこれだけ輝けるんだということがわかったんです。(中略)僕もアメリカのソサイエティ（社会）に入らないといけないと思いました。」(ソース
)。
2013年、イチローとは3度会ったが、サインはもらっていないという。理由は「今まではイチローさんをファンとして見てたんですけど、今は僕もプロになったので自分を選手、プレーヤーとして見てもらいたいので控えるようにしています」と話し、小さなプロ意識を見せた。
成績
年度別打撃成績
| 年 度 Year |
球 団 Team |
試 合 G |
打 席 PA |
打 数 AB |
得 点 R |
安 打 H |
二 塁 打 2B |
三 塁 打 3B |
本 塁 打 HR |
打 点 RBI |
盗 塁 SB |
犠 打 SH |
犠 飛 SF |
四 球 BB |
死 球 HB |
三 振 SO |
併 殺 打 GDP |
打 率 AVG |
出 塁 率 OBP |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022年 | TOR | 8 | 11 | 7 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | .143 | .400 |
| 2023年 | 日本ﾊﾑ | 62 | 222 | 200 | 18 | 42 | 6 | 0 | 6 | 16 | 3 | 0 | 1 | 18 | 3 | 35 | 1 | .210 | .284 |
| MLB：1年 | 8 | 11 | 7 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | .143 | .400 | |
| NPB：1年 | 62 | 222 | 200 | 18 | 42 | 6 | 0 | 6 | 16 | 3 | 0 | 1 | 18 | 3 | 35 | 1 | .210 | .284 | |
通算守備成績
| 機構 | 守備位置 Pos |
試合 G |
刺殺 PO |
補殺 A |
失策 E |
併殺 DP |
守備率 Fld% |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| MLB | 一塁手 | 3 | 17 | 0 | 0 | 1 | 1.000 |
| 三塁手 | 2 | 1 | 3 | 0 | 1 | 1.000 | |
| NPB | 一塁手 | 26 | 174 | 10 | 0 | 7 | 1.000 |
| 二塁手 | 33 | 48 | 78 | 2 | 20 | .984 | |
| 三塁手 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- |
関連動画
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関連項目
外部リンク・ソース
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