労とは、以下のことを表す。
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人名
労は東アジアの人名である。
中国語圏に労姓がある。
その他
漢字として
勞
- Unicode
- U+52DE
- JIS X 0213
- 1-50-9
- 部首
- 力部
- 画数
- 12画
- 意味
- 旧字体は勞。
- 働く、骨を折る、仕事、疲れる、憂える、ねぎらう、いたわる、(癆と通じて)病。
- 〔説文解字・巻十三〕に「劇しきなり」とある。
- 字形
- 諸説ある。金文には火+火+衣、火+火+心などの字形がある。
- 〔説文解字〕には「力、熒の省に從ふ。焱火は冖を燒く。力を用ひる者は勞なり」(段注本)と、力+熒の省略の会意とあるが、解説の意味する所はいまいち明らかでない。ほかに𤇾を声符とする形声説、営の省略+力の会意とする説(徐灝)、𤇾+力で、かがり火で耜を清める儀礼を表すとする説(白川静)などがある。
- 音訓
- 音読みはロウ(漢音、呉音)、訓読みは、ねぎらう、いたわる、つかれる。古くはリョウの音があった。
- 規格・区分
- 労は常用漢字であり、小学校4年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 労(勞)を声符とする漢字には、嘮、撈、澇、癆などがある。
- 語彙
- 労役・労苦・労作・労旋・労働・労務・労力
異体字
- 勞は旧字体。常用漢字表に参考字体として載っている。JIS X 0213第二水準。
- 𢥒は、〔説文〕に「古文の勞、悉に從ふ」とある異体字。
- 僗は、〔集韻〕に「勞、或ひは僗と作(な)す」とある異体字。
- 𠣁は、〔玉篇〕に「古文」とある異体字。
- 𣬄は、〔字彙〕に「勞と同じ」、〔康煕字典〕に「勞字の譌」とある異体字。勞の草書が変じたようだ。
- 𣬇は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
- 𤛮は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
- 憥は、〔正字通〕に「俗の勞字」とある異体字。別の意味があり〔玉篇〕に「心力の乏しきなり。疾なり」とある。JIS X 0213第四水準。JIS X 0212補助漢字。
- 簡体字は劳。
互換文字
憥
- Unicode
- U+61A5
- JIS X 0213
- 2-12-74
- JIS X 0212
- 30-73
- 部首
- 心部
- 画数
- 16画
関連項目
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- 0pt
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