概要
ひたちなか市の中心駅であり、JR常磐線(JR東日本)と湊線(ひたちなか海浜鉄道)が乗り入れている。また、JR東日本水戸支社の勝田車両センターが駅の北側に置かれており、特急列車や普通列車の増結・切り離しが当駅で頻繁に行われている。加えて、当駅始発・終着も多く、ここから北の列車の本数は大きく減る(いわき駅から先はもっと減る)。
ひたちなか市なのに勝田駅である理由としては、1)名称変更には多額の費用がかかる(参考:平駅→いわき駅の変更で1.3億の税金が投入されたとか)、2)勝田駅に愛着がある(元々は「勝田市」の駅であったため)等色々な説があるが、いずれにしても、今のところ積極的に変更をしようという声はあまり聞かれない。
なお、毎年1月~3月の受験期は、縁起グッズとして「勝田駅」(勝った)の切符や「勝田-金上(かねあげ)」(ひたちなか海浜鉄道)の切符を販売している。
駅構内について
2面4線の地上駅で、1番線をひたちなか海浜鉄道、2番線から4番線をJR常磐線(JR水戸線直通含む)が使用している。常磐線は特急(ひたち・ときわ)を含む全列車が停車する 。ひたちなか海浜鉄道湊線は当駅を基点としている。
改札は一つであるが、湊線ホームの1番線(2番線ホームの上野寄りの部分を一部切り取る形で設置されている)と常磐線ホームの2番線とは柵で区切られており、有人の中間改札が設置されている。ちなみに、常磐線から湊線(「茨城交通」時代)に乗り入れる直通列車が走っていたのも今は昔。なお、3番線は、基本は当駅始発終着の列車で使われるが、特急列車の通過待ち等でも利用される。
番線 | 路線 | 方面 |
---|---|---|
1 | ■ひたちなか海浜鉄道湊線 | 那珂湊 阿字ヶ浦 |
2 3 |
■常磐線(上り) | 水戸 土浦 上野 東京 品川 (上野東京ライン含む) |
■JR水戸線 | 笠間 下館 小山 | |
4 | ■常磐線(下り) | 日立 高萩 いわき |
隣の駅
路線名 | 隣の駅(上り) | 当駅 | 隣の駅(下り) |
---|---|---|---|
■常磐線 | 水戸駅 | 勝田駅 | 佐和駅 |
路線名 | 隣の駅(上り) | 当駅 | 隣の駅(下り) |
---|---|---|---|
■ひたちなか海浜鉄道湊線 | 終点 | 勝田駅 | 工機前駅 |
駅舎・駅周辺について
西口は線路に平行している県道に沿って日立製作所のグループ会社が複数立ち並んでおり、東口は市役所や商店街、銀行郵便局など公的機関・商業施設が展開されている。また、東口から東に一直線に道路(昭和通り)が伸びており、国営ひたち海浜公園・常陸那珂港にアクセスしている。
東日本大震災の時は、駅舎の屋根が崩壊して空が見えた。(外部リンク)
関連動画
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 2
- 0pt