北川悦吏子とは、月9ドラマ『ロングバケーション』や2018年NHK連続テレビ小説『半分、青い。』で知られる脚本家である。
概要
1961年12月24日岐阜県生まれ。血液型B型。
早稲田大学卒業後に広告代理店を経てにっかつ撮影所に入社。1989年に『赤い殺意の館』で脚本家デビュー。
1992年の『素顔のままで』、翌年の『あすなろ白書』がヒットして「恋愛の神様」と呼ばれるようになる。
その後も『ロングバケーション』『ビューティフルライフ』『オレンジデイズ』などヒット作を連発。『ビューティフルライフ』は向田邦子賞、橋田賞をダブル受賞した。
私生活ではともに10万人に1人といわれる難病「炎症性腸疾患」と「聴神経腫瘍」を患い、左耳は完全失聴している。
闘病生活は10年以上に及び「どうして私ばかりこんな目にあうんだろう」と思ったが、『オレンジデイズ』の柴咲コウ演じるヒロインが同じセリフを言ったのを思い出し、自分の書いた作品の登場人物に励まされたそうである。
岐阜県出身で左耳を失聴しているところは朝ドラ『半分、青い。』の主人公に反映されている。
傘を差すと左側だけ雨音が聴こえないという自らの体験から、片耳の聴こえないヒロインが、傘を差しながら空を見て、「半分、青い。」と、つぶやくという情景が浮かんでドラマが生まれた。
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