北松(ほくしょう)とは、長崎県北部の北松浦地域の略称である。
概要
北松という略称は、「北松浦半島」「北松浦郡」からきているが、発足時の北松浦郡域の殆どが現在佐世保市・平戸市・松浦市になっており、現在の北松浦郡は佐々町・小値賀町のみとなっている。なお、小値賀町は五島列島に位置している。平成の大合併以前は生月町・大島村・田平町・江迎町・鹿町町・小佐々町・吉井町・世知原町・宇久町・鷹島町・福島町・佐々町・小値賀町という自治体が北松浦郡を成していたが、生月町・大島村・田平町は平戸市と合併し、江迎町・鹿町町・小佐々町・吉井町・世知原町・宇久町は佐世保市に編入され、鷹島町・福島町は松浦市と合併したため、現在の北松浦郡は2町のみとなった。なお、旧・宇久町も五島列島にある。
北松地区は長崎県の中でも地味に思われがちで、特に佐世保・平戸の人からは「北松は田舎もんの集まり」などと揶揄されてきたが、松浦鉄道が通っていると言えば、大体の人々は分かってくれるだろう。隠れた名所も意外と多い。九十九島八景に選ばれた長串山(なぐしやま)などがその代表的な例である。
バクステ外神田一丁目の主力メンバー・針尾ありさの本当の故郷も北松地区(旧・田平町)である。
関連項目
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