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※曖昧さ回避 |
- 北見市 : 北海道のオホーツク総合振興局管内にある市。北海道の市町村のなかで最も面積が広い(2011年4月時点)。
- 北見国 : 明治時代に置かれた令制国のひとつ。その領域は、現在のオホーツク総合振興局管内地域の全域と、宗谷総合振興局管内地域のうち幌延町と豊富町を除いた部分に相当する。
- 北見駅 : 1.の市内にある、JR石北本線の駅。かつて北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の終着駅でもあった。
- 北見 : 日本人の姓のひとつ。
概要
もともと北見とは、令制国の北見国全域を指す地域名であった。その名は北見国の最北端にあたる宗谷岬から樺太(サハリン)が「見」えることから、北海岸の「北」の字とあわせて探検家の松浦武四郎が命名したものであり、つまり本来は宗谷岬に由来する地名ということである。
時代は下って1942年、その宗谷岬からはるか南に位置する野付牛町が市制施行するにあたり、旧北見国の商工業の中心を成していることから野付牛から改称し、「北見市」と名乗るようになった。現在では北見と言えば北見市を指すことが多いが、かつて北見がオホーツク海沿いの広範囲を指していた名残は北見市発足後も一部で見られる(北見枝幸など)。
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