北見市単語

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北見市（きたみし）とは、北海道オホーツク地方（オホーツク総合振興局管内）の中核都市である。人口は115,608人（2021年 4月1日時点）。

概要

北見市（2021年 4月1日現在）
面積	約1,427.41km²
人口	115,608人
市の花	ハマナス
市の木	カシワ
隣接市町村	オホーツク総合振興局網走市常呂郡：佐呂間町、訓子府町、置戸町紋別郡：湧別町、遠軽町網走郡：津別町、美幌町、大空町上川総合振興局上川郡：上川町十勝総合振興局河東郡：上士幌町

2006年に旧北見市を中心として、留辺蘂（るべしべ）町・端野（たんの）町・常呂（ところ）町が合併して成立。2012年現在、日本の市町村の中で、択捉島留別村（ロシアが実効支配）、岐阜県高山市、静岡県浜松市、栃木県日光市に次いで5番目に広い面積をもつ。
大雪山に近い内陸の西側から、オホーツク海に繋がるサロマ湖のある東側まで東西に長く延びており、市町村内の最も遠い点を結んだ長さでは全国 1位である。

中心市街は内陸盆地に位置し、同じく道東の内陸にある帯広市とともに、積雪は少ないが非常に寒暖差の厳しい都市として知られる。最寒期には札幌など雪の多い道央部ではまず見られない-20度以下の冷え込みが続く一方、夏は道央並みに30度以上に達する日もざらである。
（※2ちゃんねるのNHK 実況版には天気予報で北見市の気温を当てるスレッドがある。）

玉ねぎや薄荷（ミント）が名産品である。また、全国的にはあまり知られないものの焼肉屋が非常に多い焼肉の町である。-10度以下の2月の夜に屋外で肉を食らう「厳寒の焼き肉まつり」というイベントもある。実はれっきとした国立大学のある都市であり（北見工業大学）、その筋でなくとも受験生にはよく知られている。

沿岸の旧常呂町は1980年代以来、非常にカーリングが根付いた町として有名で、小さい町にもかかわらず老若男女数百人ほどが競技者登録している。日本初のカーリング専用リンクがあり、国内・国際大会も開催されている。地元の中学校や常呂高校の実力はかなりのもので、日本代表を多数輩出している。常呂出身選手の一人、マリリンこと本橋麻里が地元で旗揚げしたチーム「ロコ・ソラーレ（LS北見）」は平昌オリンピックに日本代表として出場、銅メダルを獲得した。大会の休憩タイムでチームが食べていた「赤いサイロ」（北見の菓子店「清月」がつくるミニサイズのチーズケーキ）は全国から問い合わせが殺到し、生産が追い付かない事態となった。