『ぅ私! 十二町矢文がお相手するわね!』(西尾維新・暁月あきら『めだかボックス』)
十二町矢文とは、『めだかボックス』に登場する真面目なのか不真面目なのか分からない読書家の図書委員長である。
概要
黒神めだかによる『宝探し』の第二関門にて、時計塔で門番として登場。
『クイズを出してぅ私が答えられないと通す』といった『読書対決』で、候補生と生徒会に対し、『健全にお金以外の持ち物で賭けてもらう』といった無理難題を出した結果、矢文が次々と問題を正解していき、みんなが下着姿になってしまうという不健全な画を作ってしまった。
漫画に対しても知識を持っていたが、『第何刷』という問題を鰐塚処理に出され、ちゃんと推理をしたものの、初版の物に対して『第四刷』(単行本では九刷)と答えてしまい、あっけなく敗れた。
『ぅ私』という一人称、全員を下着姿にした事から、読書家ではあるがどこか不真面目な残念な美女になっているのは間違いない。
ちなみに、矢文の口から『選挙管理委員長』という言葉が出てきたので、大刀洗斬子がようやく本編で登場することが決定した。
単行本12巻に収録された「安心院さんのこれはスペシャル委員長講座」で、百町破魔矢(裏の六人)といとこ同士であることが判明した。
関連商品
- 『友情。信頼。私はそれを「徒党」の中に見たことがない』
(太宰治『もの思う葦』) - 『嘘とは何か。それは変装した事実に過ぎない』
(バイロン『ドン・ジュアン』) - 『あの、今日、牛乳が僕んとこへ来なかったのでもらいにあがったんです』
(宮沢賢治『銀河鉄道の夜』) - 『今が最悪と言える間は最悪ではない』
(シェイクスピア『リア王』)
- 『一切の書かれたるもののうち、われはただ、血をもって書かれたもののみを愛する』
(ニーチェ『ツァラトゥストラはこう言った』) - 『ほかにも門番がいることを忘れ、この最初の門番こそ、掟に入る唯一の障害に思えた』
(フランツ・カフカ『掟の前』) - 『だいいち、もし人間が馬鹿だとしたら、いったいだれが利口だというのだ?』
(ドストエフスキー『地下室の手記』) - 『挿絵もせりふもない本なんて、どこがいいんだろう』
(ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』)
関連項目
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