概要
出場資格は日本プロ麻雀連盟に所属する連盟員のみに限られる。ルールは連盟Aルールを使用する。
十段位戦の特徴とし、低段位者は試合が多い為、タイトル獲得が厳しくなる。詳しくはスケジュールの欄を参照。
十段位戦の創設歴史
連盟の定める最高位は九段位だが、とあるプロ雀士が「畑正憲の実力は十段」と評した事に因み創設された。
畑正憲が九段位に認定された翌年に、九段の人間の内、誰が一番実力あるのか決める為、作ったとされている。
スケジュール
各段位の選手は各段戦からの開始。
初段戦を勝ち抜いた選手は二段戦へと進出し、二段位の選手と三段戦A進出を賭け対局を行い、三段戦B → 四段戦 → 五段戦 → 六・七段戦 → 八・九段戦と対局を繰り返し、ベスト16を選出させる。
ベスト16以降は、同卓2名の勝ち上がりトーナメント形式を2度行い、決勝進出の4名を決める。
決勝戦
トーナメントを勝ち抜いた4名と、現十段位の1名、計5名で行なわれる。
二日間に渡り行ない、初日に、抜け番ありの半荘5回戦。2日目に抜け番ありの半荘5回戦と半荘2回戦の計12半荘。
第28期以降は、抜け番ありの半荘4回戦の2日と抜け番ありの半荘2回戦+半荘4回戦の1日を3日間に変更された。
総合ポイント上位者4名を選出し、選出された4名が残り半荘2回戦を行ない、ポイント上位者が優勝となる。
歴代の優勝者
- 第1期 1984年 畑正憲
- 第2期 1985年 鈴木ひろし
- 第3期 1986年 畑正憲
- 第4期 1987年 畑正憲
- 第5期 1988年 瀬田一輝
- 第6期 1989年 安藤満
- 第7期 1990年 滝石潤
- 第8期 1991年 石崎洋
- 第9期 1992年 灘麻太郎
- 第10期 1993年 石崎洋
- 第11期 1994年 田中利春
- 第12期 1995年 田中利春
- 第13期 1996年 沢崎誠
- 第14期 1997年 前原雄大
- 第15期 1998年 前原雄大
- 第16期 1999年 藤崎智
- 第17期 2000年 灘麻太郎
- 第18期 2001年 石崎洋
- 第19期 2002年 河野高志
- 第20期 2003年 河野高志
- 第21期 2004年 河野高志
- 第22期 2005年 土田浩翔
- 第23期 2006年 土田浩翔
- 第24期 2007年 前原雄大
- 第25期 2008年 前原雄大
- 第26期 2009年 前原雄大
- 第27期 2010年 堀内正人
- 第28期 2011年 瀬戸熊直樹
- 第29期 2012年 瀬戸熊直樹
関連項目
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