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千早群像とは、漫画「蒼き鋼のアルペジオ」及びアニメ「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」の登場人物にして主人公である。
概要
本作の主人公であり、イオナこと霧の潜水艦イ-401の艦長を勤める。18歳。
この記事は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ネタバレ濃度は深度に比例します。ここからは先は自己責任で潜航してください。 |
当時の日本で入るだけでエリートと呼ばれる海洋技術総合学院の元士官候補生であり、落ちこぼれも多く発生する学院の中でも学年全体で行われる総合評価テストで常に総合成績第2位の本物のエリート。
艦長としては非常に高い能力を誇り、判断力、決断力、冷静さ、大胆さ、予測能力、政治的見地、おまけに顔立ちのよさも持ち合わせる、傍から見ればまさしく「天才」「完璧超人」といわんばかりのチートクラスのスペックの持ち主といえる。
が、実際にはいくつかのトラウマなども持ち合わせている。
上記以外の性格としては、意外にもお人よしであり仲間を見捨てないという側面があり、U-2501の艦長ゾルダンからは好ましいが愚かと評されている。また、様々なことを自分ひとりで抱え込んでしまうところもある。
霧の超戦艦、ヤマトのメンタルモデルの一人であるコトノからは「甘えん坊」と評されている。
父親に千早翔像、母親に千早沙保里を持つ。翔像は日本海軍の士官であり、群像はこの父にあこがれて士官候補生となった。母親は鳥類学者である。
彼が現在抱える最大の問題点は父親の翔像と幼馴染の天羽琴乃の存在である。
父親は拿捕したイ-401に乗艦し試験航行中にクルーともども失踪し、イ-401のみが戻ってきた。後日超戦艦ムサシの艦上で発見され、人類を裏切り霧の艦隊側に付いたのではないかと疑われている。その上、緋色の艦隊を名乗り欧州大戦への介入を宣言するなどその思惑は今もって不明である。
また、これにより母親の沙保里は軟禁状態にある。
幼馴染の天羽琴乃は、同じく幼馴染にしてイ-401の砲術長の僧曰く「乗り越えるべき壁(トラウマ)でありただ一人群像の心の中に存在する女性」。学院では常に総合成績1位であり群像が万年2位となる原因。その上容姿端麗、明朗快活、頭脳明瞭とこれまたチートクラスの存在。群像は彼女のことを常に信頼していたらしい。しかしながら彼女は学院での第四施設炎上事件にて死亡されたとされている。その上この事件の詳細は中央政府に機密扱いとされてしまい、彼女の死亡時の詳細は明らかではない。
この2点は彼の心に大きな傷を作っており、霧の艦隊に海上封鎖され世界が非常に鬱屈していたことも含め彼がイ-401とともに学院を出奔する原因となっている。なお、この2点はアニメ版では完全にカットされている。
出奔後はしばらく仲間と共に傭兵稼業のようなことをしていたが、彼にSSTOの護衛の依頼が来たとことから本編のストーリーは始まることとなる。
なお、彼の一家は霧の艦隊、というよりはメンタルモデルとの関わりが非常に深い一家である。群像本人は霧の艦艇を撃沈しまさしく世界を動かす要素の一つとなっており、父翔像は超戦艦ムサシに乗艦。その上母沙保里はタカオと接触、花嫁修業をさせているなど人類でもっとも霧と交流しているのではないかといわんばかりである。
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