千葉ニュータウン(ちばニュータウン)とは、千葉県の北総地域にある、県内最大のニュータウンである。
概要
千葉県の白井市、船橋市、印西市にまたがる県内最大のニュータウンであり、首都圏でも多摩ニュータウンと港北ニュータウンに次ぐ規模である。
地域の主要交通網として、北総鉄道北総線があり、西白井~印旛日本医大の地域を指す。開拓順は西からで印旛日本医大が最後発。中心駅は千葉ニュータウン中央。2014年現在では小室以西の開発は停滞しているが、千葉ニュータウン以東の地域は特に開発が進んでいる。
3大ニュータウンの中では最も最後に建設されたが、建設途中にバブルが崩壊した為に計画を大幅に縮小せざるを得なくなり、他2つと比べると規模はだいぶ小さい。都市開発の失敗の代表例として取り上げられる事も。
とはいえ、そもそも元の計画がバブル特有の無茶な物であっただけで、現在の規模でも千葉県内の市街地としては大きい方である。過去のイメージを持っている人が多く卑下されがちだが、特に商業施設の集客数は県内でトップとなっている。
ニュータウンと言うと、代表的な多摩の例から、団地・高齢化、といった印象が有るが、こちらは急激な開発ができなかった事が逆に幸いして、人口分布の偏りによる高齢化問題が起きず、2014年現在で全国平均の2/3と年齢層が若い。北総線の高運賃という問題を抱えながらも、毎年人口増加を続けている。
千葉ニュータウンの面積の多くを印西市が占めており、印西市の人口の約6割が千葉ニュータウンと呼ばれる地域に住んでいる。
北総線の運賃ばかり問題にされるが、運賃さえ目を瞑れば中々悪くない路線である。本当の問題は南北の交通網が弱い事で、都心に行く分には問題ないが、県内の移動が面倒、という状態。このため千葉県の中でも船橋圏・柏圏・千葉市圏のどれにも属さないガラパゴスな進化を遂げている。
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