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南山大学(なんざんだいがく)とは、1949年に設立された愛知県名古屋市昭和区に本部を置く私立大学である。略称は「南山」。
中部地方の文系私大においてトップに君臨する大学であり（→南文名理も参照）、外国語学部の特に英米学科は難関として知られている。
概要
「共学の大学としては中部地方唯一のカトリック系ミッションスクール」[1]であり、文系学部を中心とした大学である。
1946年設立の「南山外国語専門学校」を前身として1949年新制大学として設立された。
河合塾の偏差値によると、文系学部は47.5～55であり、成成明学獨國武と同偏差値帯の準難関私大とみなされる。上智大学と提携関係も踏まえて、「西の上智」と称される場合もある。
一方、同大学唯一の理系学部である理工学部の偏差値は45であり、地元理系私大トップである名城大学の他、中京大学・中部大学・愛知工業大学・愛知学院大学等と熾烈な競争関係にあり、日東駒専レベルとみなされる。
国際交流
同じカトリック系の上智大学(姉妹校の関係にある)とおなじように国際交流に力を入れており、世界各国の留学生が学んでいるほか、多くの学生がさまざまな地域の大学に派遣留学している。
キャンパス
文系学部とそれの上級機関の大学院は名古屋キャンパスに置かれ、理工学部とそれの上級機関の大学院は瀬戸キャンパスに[2]置かれている[3]。
また、理工学部が2015年・総合政策学部が2017年をめどに名古屋キャンパスに移転予定である。瀬戸キャンパスがどうなるかなどは不明。
名古屋キャンパス
人文学部、外国語学部、経済学部、経営学部、そして法学部が設置されている南山大学のメインキャンパス。
お隣の名古屋大学のキャンパスと比較するとさすがに小ささは否めないものの、緑に囲まれた住宅地の中の小高い山の上に立ち、アクセスも悪くないことから、キャンパス環境だけで受験を志願する学生も少なくない。
このキャンパスがある八事には、南山大学の母体の南山学園が運営する南山短期大学や南山中学・高等学校などの関連施設がある。
瀬戸キャンパス
総合政策学部と理工学部が設置されているキャンパス。
かなり不便な土地にあり、大学も地下鉄の駅からスクールバスを運行したりしている。
名古屋キャンパス同様緑に囲まれた住宅地の中の小高い山の上にあるのは同じなのに、「どうしてこうも違うのか」と思ってしまうような場所にある。
ちなみに、先述した大学による積極的な留学生の受け入れと、近隣諸国が理系学生の育成に力を注いでいることからか、アジア各国から来日した留学生が増えている。
関連動画
主な出身者
関連項目
関連サイト
脚注
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