博麗霊夢は金が欲しいシリーズとは、村上(東方手書き作者)による東方手書き劇場である。
概要
村上(東方手書き作者)のデビュー作。
2009年6月28日～7月25日にかけて投稿され、全6回・5話で完結した。
自分の役割と存在に悩み、経済的な自立性のなさにやさぐれた霊夢と、未熟である種間違っている方法を用いながらも 何とか彼女の力になろうとする魔理沙のやりとりや騒動を描く。
高い画力と演出力、ギャグをちりばめながらも作品を引き締める構成力で好評を博し、どの回も10万再生、初回に至っては30万近くの再生数を獲得している。
未熟ながらも奮闘する魔理沙の描写は、次回作である『ふゆのひまわり』においても踏襲されている。
各回の冒頭で、大妖精があらすじを解説してくれる。
また、高い画力を遺憾なく発揮して描かれたガチムチルノも、視聴者に強い衝撃を与えている。
あらすじ
ある日、魔理沙とチルノが博麗神社を訪れると、霊夢が首を吊っていた。
2人は慌てて降ろし、意識を取り戻した彼女を問いただす。
霊夢は語った。妖怪を退治し、里の祭事も仕切っているというのに、人間は自分への感謝を殆ど表さず、むしろ最近ではその仕事すら減り始め、とうとう生活費も尽きた、と。
もう博麗の巫女を続ける気もなくなったから、好きに死なせて欲しいと言うのだ。
霊夢はやさぐれるあまり、金ぐらいなら少しは都合するという魔理沙に、それも結果的には自分の自立性を失わせるだけではないかと邪推し、ガチムチルノの鉄拳制裁を喰らう。
逆さ吊り緊迫でチルノに制裁を加えたものの、このことで多少頭から血が引いた霊夢は、魔理沙の助言から、副業を探すことに決める。
こうして、霊夢のバイト探しは始まった。
しかし、この行動はやがて、2人の周辺を大きく巻き込む騒動へと発展してしまう。
関連動画
関連項目
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