原由子とは、日本のロックバンド・サザンオールスターズのキーボード及び一部楽曲のボーカル担当である。リーダーの桑田佳祐の妻。
概要
1956年12月11日神奈川県横浜の老舗天ぷら店の娘として誕生。
幼少期より、ピアノを習っており、中学時代には親友とデュオを結成するなどしている。
高校は名門フェリス女学院高等学校で、そこでジェロニモというフォークデュオも結成し、大学になっても続けている。
大学は青山学院大学英米文学科に進学し、BETTER DAYSという音楽サークルに所属後、桑田佳祐らに誘われてサザンオールスターズのメンバーとなる。
1978年6月25日にサザンオールスターズでメジャーデビュー。
1980年3月21日に発売された3rdアルバム『タイニイ・バブルス』に収録された「私はピアノ」で初めてメインボーカルを担当する。
翌1981年4月21日に桑田佳祐プロデュースでソロデビュー。しかし、ソロデビュー曲「I Love Youはひとりごと」は過激な歌詞からいきなり放送禁止の目に遭ってしまう。
1982年に桑田佳祐と結婚。後に2男をもうける。
この年以降は産休などもあり、サザンとソロ活動は散発的になるが、1987年に「あじさいのうた」でソロ活動を本格的に再開させると以後は精力的に活動。
1991年6月には今のところサザンのメンバーソロ活動で唯一となる2枚組オリジナルアルバムの『MOTHER』を発表。週間4位、日本レコード大賞の優秀アルバム賞を受賞するなど売り上げ、評価共に成功させた。このアルバムに収録されている「星のハーモニー」「東京ラブコール」はドラえもん のび太と雲の王国の併映作「トキメキソーラーくるまによん」の主題歌となっており、現在100曲をゆうに越える公式ドラえもんソングのうち2曲が桑田佳祐・原由子作品ともなっている。これが原のアニソンシンガーとしてのデビュー作でもあり、予告編でも原が楽曲を担当していることを売りにしていた。
同年11月1日の「負けるな女の子!」がYAWARA!のオープニングに、「少女時代」が同エンディングに起用されている。
この年には、ソロ単独でのNHK紅白歌合戦にも出場した。(演目は「花咲く旅路」)
その後6年ソロ活動は途絶えるが、1997年10月29日に香取慎吾とのコラボレーションシングル「みんないい子」でソロ活動を再開。翌月に発売された「涙の天使に微笑みを」はNHK連続テレビ小説「甘辛しゃん」主題歌となり、朝ドラ歌手としてもデビューした。翌年ソロとしては初のベストアルバム『Loving You』を発売。
この後、サザンオールスターズのTSUNAMIの大ヒットや、初の茅ヶ崎凱旋公演など大きな出来事が続いたこともあって、ソロ活動は2002年のカバーアルバム「東京タムレ」を除いて10年ほど途絶える。
2007年11月7日に当時人気上昇中であった3人組バンドの風味堂とのコラボレーションシングル「夢を誓った木の下で」で10年ぶりにソロ活動を再開。翌々年にはソロ単独名義では12年ぶりのシングル「夢をアリガトウ」を発表する。
2010年6月23日にはそれまでサザン、ソロ含めて自身がボーカルを執った楽曲の代表作を集めたオールタイムベストアルバム『ハラッド』を発売、週間3位のヒットとなる。
2012年4月4日には自身初の配信限定シングル「ウルワシマホロバ~美しき場所~/ヘヴン」が発売。ウルワシマホロバは映画『ももへの手紙』の主題歌となり、21年ぶりにアニメ主題歌を手がけた。一方ヘヴンは映画『人生、いろどり』の主題歌となり、年に2度も映画主題歌を手がけることとなっている。
2022年10月19日にはMOTHER以来31年ぶりという大瀧詠一並のブランクを経て発売されるオリジナルアルバム『婦人の肖像(Portrait of a Lady)』が発売。週間4位を記録した。このアルバムを発売した記念のソロ公演も行われ、『スペシャルライブ2023 「婦人の肖像 (Portrait of a Lady)」 at 鎌倉芸術館』としてBlu-ray化も行われ、週間1位の大ヒットとなった。
関連動画
原由子に関するニコニコ動画の動画を紹介してください。(特にない場合はこの部分を削除してください)
関連静画
原由子に関するニコニコ静画のイラストやマンガを紹介してください。(特にない場合はこの部分を削除してください)
関連コミュニティ・チャンネル
原由子に関するニコニコミュニティもしくはニコニコチャンネルを紹介してください。(特にない場合はこの部分を削除してください)
関連ニコニコQ
原由子に関するニコニコQを紹介・作成してください。(特にない場合はこの部分を削除してください)
関連リンク
関連項目
- サザンオールスターズ
- 桑田佳祐 - 夫
- 0
- 0pt