……飛雄、急速に進化するお前に俺は負けるのかもしれないね。
――でも それは今日じゃないッ!!
及川徹(おいかわ とおる)とは、週刊少年ジャンプで連載された漫画「ハイキュー!!」の青葉城西高校のバレー部主将である。
プロフィール
学年:3年
ポジション:セッター
背番号:1
身長:184.3cm(高校3年4月現在)
体重:72.2kg(高校3年4月現在)
誕生日:7月20日
好物:牛乳パン
最近の悩み:烏野のマネちゃんに声かけたらガン無視された
(けどきっと照れてただけだし別に気にしてなんかない全然別に)
概要
青葉城西高校バレー部主将。 ファンの女性から「殴りたい」「ウザい」「でも可愛い」ともっぱらの評判の大王様。
烏野 vs 青葉城西の練習試合中ピンチサーバーとして登場。 北川第一中学出身で、影山の先輩。影山は彼を見てサーブやブロックを覚えたとのこと。 「影山の先輩=王様より上=大王様」ということで日向に「大王様」と呼ばれる。 ツイッターではこれが愛称とされることが多い。
基本的にのらりくらりとしていて人当たりがいいようだが、 ニコニコと嫌味を言ったり人を引っかき回すことが得意で、一言で表すと"性格が悪い"。同じく性格が悪いと言われている月島以上(影山談)らしい。 一方でチームの仲間に対しては全幅の信頼を寄せており、各選手の長所を理解して最大限に引き出している。 彼自身も主将兼セッターとしてチームの信頼を集めており、一言で場の空気を変えるカリスマ性を有する。
普段のおちゃらけている彼と、試合中に見せるとてもシリアスな彼のギャップが凄まじい。
曰く、「超攻撃型セッター」。 そのサーブは威力とスピードを兼ね備え抜群のコントロール力で打たれる厄介な代物。セッターとしての才能を持つ影山にトス回しでは敵わないが、それ以外なら自分の方が勝ると語っている。他校について調査した烏養に”おそらく総合力県内トップ”と言わしめる。
レシーブが苦手だと判断した相手に得意のサーブをガンガン狙い打ちしたり、ツーアタック、スパイクモーションからのセットなど彼の性格を表すような相手を翻弄するプレイスタイルを取る。まさに「ピンチはチャンス」とでも言うように、チームにピンチが訪れても冷静にそれを打開することもしばしば。それぞれ個性の違うスパイカー達をどう活かすかということも常に考えており、臨機応変な戦術でチームを率いる。
このように高い技術を有しているが、あくまでも「及川徹は天才ではない」。 いわゆる努力型であり、作品内でのアンチ天才の代表。それゆえに"天才"にコンプレックスを抱いている様子で、かつての後輩である"天才"影山飛雄をなにかと目の敵にする。 「天才ってムカつく」といった主旨の発言を何度もしている上、影山に対し正々堂々と試合で叩き潰すと宣言し、それをとても楽しみにしていた。
"天才"にコンプレックスを抱いている要因は、影山以外にも牛島の存在がある。同期であるために牛島はずっと及川たちの前に立ちふさがり、そのせいで及川は一時期荒んでいた。だがある日岩泉の言葉のおかげで吹っ切れ、中学時代最後の大会では「ベストセッター賞」を獲得した。この時の岩泉の言葉は、今のセッターとしての及川を形成しているようなもの。 一連の出来事が描かれた60話は「60話ショック」と呼ばれ、ファンの間で語り継がれている。
岩泉とは小学校のクラブチームから共にバレーをしており、いわゆる幼馴染。 原作67話にバレーを始める前から一緒に遊んでいたと思われる描写がある。長い付き合いもあって、彼との連携は『阿吽の呼吸』と評される。
及川にとって越えるべき"壁"である牛島だが、牛島は及川を優秀なセッターとして評価している。9巻で「白鳥沢(ウチ)に来るべきだった」「どこであろうとそのチームの最大値を引き出すセッター」と称していた。 実際及川はOBのいる大学との練習試合の際、初対面だらけの大学生のチームに入ったが、ほんの数プレーで完全にチームに溶け込み、スパイカー達を使いこなしていた。
作中でイケメンであることが1番強調されているキャラ。 実際女子の集団に囲まれたり、応援席に女子が応援しにきたりと人気が高い優男。\キャーオイカワサーン/ 女子の集団に囲まれては相手をしているので、岩泉から制裁としてボールをぶつけられることが多い。 しかし公式サイトの及川のプロフィールによれば、女子バレー部のみなさんは本当の及川を知っているため、若干他の女子とは及川への対応が違うらしい。
家族構成でわかっていることは、甥がいること。つまり、年の離れた姉か兄がいることが推測できる。 ちなみに誕生日である7月20日は、かのアレキサンダー大王の生まれた日でもある。
関連動画
関連項目
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