友情ごっことは、途中まで友達として振る舞い後に裏切ることである。
概要
言葉の通り「友情のごっこ遊び」という意味である、上辺だけの馴れ合い、利用しあい、ビジネスライク的な意味合いももつ。
台詞としての「友情ごっこ」という単語については、王道物の話で悪役が主人公と仲間に対して煽りや侮蔑に使うことが多く、比較的ポピュラーな悪い台詞の1つであろう。
しかし、遊☆戯☆王ZEXALの登場人物の真ゲスベクターが、同作の主人公である遊馬に用いた事が、今日では印象に強い。
ベクターの場合、まず真月零と偽名を名乗り遊馬と意気投合する姿勢を見せ、ごく普通の友人として接近した。
その後、「密命を帯びて正体を隠していた」と言い、秘密を共有する仲間として「友情の証」のカードを渡したりするなどして唯一無二の親友であることを強調。
最後には、自らが敵に攫われたという設定で異次元のサルガッソに誘い出した挙句、自分の分身に本体を踏みつけさせるなどの自作自演で遊馬を怒らせ罠に嵌め、「怒りに身を任せた結果窮地に追い込まれたデュエル」と「親友だと思ってた奴が始めから敵でした」という絶望をダブルで遊馬に叩きつけた。
この仕込みを行うためにかなり長い間友人として接してきたため視聴者の間でも予想が割れていたのも、印象に残った理由として大きい、その友情ごっこ期間の長さたるや放送時間にして2クールである、とんだ演技王だ。
更にはその演技中、真月初登場時にゲストとして登場したン熱血指導ゥ!こと片桐大介や、ベクターと同じくバリアンの1人であるギラグからは、遊馬と真月の関係を「友情ごっこ」と呼ばれることもあった。
そう、本来なら硬い友情で跳ね返されるべき侮蔑の言葉が、実は真実を指していたという皮肉である。
また、「東方輝針城 ~ Double Dealing Character.」において鬼人正邪が自身の野望を行うために少名針妙丸を利用したことを友情ごっこと例えられている。
ところでベクター、googleの友情ごっこに関連する検索キーワードで「モバマス友情ごっこ」と出るのはお前の仕業か?
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