双龍・アクティオンとは、韓国の自動車メーカーである双龍自動車が2005年から2011年まで生産/販売していたSUV型の乗用車である。
概要
ニューコランドの実質的な後継モデルとして2005年に発売。
コランドは3ドアのSUVであったのに対して、本モデルは5ドアSUVとピックアップトラックの設定であった。
2010年にはアクティオンが、2011年にはアクティオンスポーツが韓国国内での生産を終了しているが、海外の一部地域ではフェイスリフトを行い現在でも生産されている。
歴史
アクティオン(2005年~2010年)
当時としては珍しかったクーペ型のSUVであり、デザイン原案は英国の大学教授であり、当時双龍自動車と関係の深かったケン・グリーンリーによるもので、双龍自動車内部のデザインチームで量産デザインは制作された。
エンジンは XDi200 XVT(2000cc 可変ターボディーゼル)を設定、トランスミッションは4速オートマチックが設定された。
モノコックボディではなくフレームを持つSUVであったが、駆動方式にはパートタイム4WDのほかにFRも用意されていた。
2006年9月には2007年モデルを発売。
新デザインのアルミホイールを採用、4WDのモードに4Lが追加された。
2007年12月には2008年モデルを発売。
縦ルーバーデザインのグリル、ルーフレールを採用、リアバンパーのデザインを変更し新規格のナンバープレートが装着できるようになった。
2008年7月には2009年モデルを発売。
一部グレードの外装をオールカラード化、オートマチックの6速化などが行われた。
また、CDPF(自己再生触媒)の採用により低公害車輌に認定された。
2010年1月には2010年モデルを発売。
グリルデザインをメッシュ調に変更、全グレードツートンカラーに戻され再度ステップが追加された。
2010年12月には生産を終了、翌年には実質的な後継モデルとしてクロスオーバーSUVとなる「コランドC」が発売された。
アクティオンスポーツ(2006年~2011年)
別体型の荷台を持つピックアップトラックで、実質的なムッソースポーツ/ムッソーSUTの後継モデルとなる。
エンジンはアクティオンと同じくXDi200 XVTのみの設定、トランスミッションは4速オートマチックを設定する。
2010年1月には2010年モデルを発売。
グリル/ホイールデザイン等が変更された。
2011年にはフェイスリフトを実施、車名を「コランドスポーツ」に変更した。
関連項目
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