口内炎単語

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口内炎とは、口の中や舌の粘膜に起きる炎症の総称である。

概要

口内炎と一口に呼ばれるものの、実際は細かく分類され、見た目では「カタル性口内炎」、「アフタ性口内炎」、「潰瘍性口内炎」の3種類。痛みの有無で「有痛性口内炎」、「無痛性口内炎」の2種類に分類される。

一般に口内炎と言えばアフタ性口内炎の事を指す。

症状

主な口内炎であるアフタ性口内炎は口の中の粘膜に5ミリ程度の灰白色斑（アフタ）ができ、痛みを伴う。悪化するとにじみ出るように出血し、通常であれば1週間程度で完治する。しかし複数の口内炎が出来るほど症状が悪化する場合、激痛で摂食不能になることもある。

原因

細菌やウイルスが原因の場合もあるが、口内炎の多数を占めるアフタ性の場合、発症原因は以下のようなものと考えられている。

• 鉄分・ビタミン不足
• ストレス・睡眠不足
• 咬み合わせが合わない・歯ブラシなどによる口内粘膜への物理的刺激
• 唾液の不足・口内の乾燥

また、体質的に口内炎ができやすい人もいる。余談だが、本記事作成者は頻繁に口内炎が発症している。

治療法

主な治療法は以下の通り

• 軟膏
  • ステロイドもしくはムラサキから抽出されたシコンエキスなどの抗炎症成分を含む軟膏を患部に塗る。
• パッチ
  • 早い話は貼り薬。患部に抗炎症成分を含むパッチを貼って保護する
• ビタミン剤
  • ビタミンBの不足が原因の場合に用いられる手法。アフタ性の場合はビタミンB12療法がシンプルで安価で低リスクとされている。
• レーザー治療
  • レーザーでアフタを焼く。
• その他の治療法
  • 口腔内洗浄や、トローチを用いた治療法もあり上の治療法と併用する場合が多い。なお過去には硝酸銀で患部を焼く治療法が広く行われていたが、現在では行われていない。

民間療法ではハチミツを塗る、うがい薬でうがいをするなどが行われている。

関連項目

• ニコニコ大百科：医学記事一覧
• とても痛い痛がりたい

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