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只見線とは、会津若松駅（福島県）と小出駅（新潟県）を結ぶ、JR東日本の鉄道路線（地方交通線）である。
※会津川口駅～只見駅間は豪雨による災害の影響で運転を見合わせていましたが。2022年10月1日に運転を再開いたしました。
概要
並行する国道252号が、福島・新潟県境付近で積雪による冬季通行止となるため、冬の間は当路線が只見地区と小出地区とを行き来する唯一の交通手段となる。
このような事情があって、大変な閑散路線でありながら現在まで廃止を免れている。
駅売店は両端の会津若松駅・小出駅にしかないので、全線乗り通すときは食糧を準備していこう。
区間により1日に3本しかない区間があるので乗り遅れ乗り越しには注意が必要である。
また、会津若松から新潟・長岡に抜けたい場合は磐越西線の方が早い。
かつて、大白川駅～只見駅間には、秘境駅として有名であった、田子倉駅があったが2013年3月16日に廃止されている。
復旧の可否についてのJR東日本からのプレスリリース
2011年7月の新潟・福島豪雨により第五只見川橋梁を始めとして橋梁流出が発生し、会津川口駅〜小出駅間が不通となった（その後会津川口駅〜只見駅間に短縮）。
仮に復旧させたとして約85億円、工期は4年以上
かかるとの見通しがJR東日本より発表された。鉄道での復旧の可否について、総合的に検討を進めるとしている。なお、2010年度の平均通過人員（1日における1キロ当たりの利用者数）は370人。会津川口－只見間の赤字は年間約3．29億円である。
上下分離方式
2016年12月27日、只見線復興推進会議検討会は会津川口駅～只見駅間について駅舎・線路の管理を自治体が行い列車運行をJR東日本が行う上下分離方式を採用することを決めた。
復旧費の負担額としてはJR東日本が27億円、県と市町村が54億円（内21憶は基金を当てる）としている。
2017年5月31日、県はふるさと納税とクラウドファンディングも活用して資金を集め負担を下げる試みをすることが報道された。
路線情報(会津若松－小出)
| 営業キロ | 135.2キロ |
| 換算キロ | 148.7キロ |
| 料金 | 2520円 |
駅一覧
●：停車 ｜：通過 ※：列車交換の可能な駅。灰色の区間は2022年10月以降、上下分離方式で運転再開した区間。
| 駅名 | 乗り換え路線 | 所在地 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 会津若松駅※ あいづわかまつ |
JR東日本 | 磐越西線 | 福 島 県 |
会 津 若 松 市 |
|
| 七日町駅 なぬかまち |
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| 西若松駅※ にしわかまつ |
会津鉄道 | 会津線(直通) | |||
| 会津本郷駅 あいづほんごう |
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| 会津高田駅 あいづたかだ |
大 沼 郡 |
会 津 美 里 町 |
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| 根岸駅 ねぎし |
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| 新鶴駅 にいつる |
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| 若宮駅 わかみや |
河 沼 郡 |
会 津 坂 下 町 |
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| 会津坂下駅※ あいづばんげ |
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| 塔寺駅 とうでら |
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| 会津坂本駅 あいづさかもと |
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| 会津柳津駅 あいづやないづ |
柳 津 町 |
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| 郷戸駅 ごうど |
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| 滝谷駅 たきや |
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| 会津桧原駅 あいづひのはら |
大 沼 郡 |
三 島 町 |
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| 会津西方駅 あいづにしかた |
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| 会津宮下駅※ あいづみやした |
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| 早戸駅 はやと |
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| 会津水沼駅 あいづみずぬま |
金 山 町 |
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| 会津中川駅 あいづなかがわ |
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| 会津川口駅※ あいづかわぐち |
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| 本名駅 ほんな |
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| 会津越川駅 あいづこすがわ |
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| 会津横田駅 あいづよこた |
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| 会津大塩駅 あいづおおしお |
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| 会津塩沢駅 あいづしおざわ |
南 会 津 郡 |
只 見 町 |
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| 会津蒲生駅 あいづがもう |
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| 只見駅※ ただみ |
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| 大白川駅※ おおしらかわ |
新 潟 県 |
魚 沼 市 |
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| 入広瀬駅 いりひろせ |
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| 上条駅 かみじょう |
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| 越後須原駅 えちごすはら |
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| 魚沼田中駅 うおぬまたなか |
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| 越後広瀬駅 えちごひろせ |
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| 藪神駅 やぶかみ |
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| 小出駅※ こいで |
JR東日本 | 上越線 | |||
使用車両
- キハ40形（普通）
- 会津鉄道AT-100形（会津鉄道直通）
- 会津鉄道AT-350形（会津鉄道直通）
- 会津鉄道AT-400形（会津鉄道直通）
- 会津鉄道AT-500・AT-550形（会津鉄道直通）
- 会津鉄道AT-600・AT-650形（AIZU尾瀬エクスプレス）
- 会津鉄道AT-700・AT-750形（AIZUマウントエクスプレス）
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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