右ストレートでぶっとばすとは、心を読む能力者に対して有効な戦略の一つである。
概要
初出は漫画『幽☆遊☆白書』「act120.首謀者(アタマ)は誰だ⁉」の回。単行本では第14巻に収録。
主人公の浦飯幽助たちは魔界の扉を開こうという者を探し出すために蟲寄市で調査をしている際に、相手の心を読む能力に目覚めた「室田繁」という男と遭遇する。
成り行き上、室田と戦うこととなった幽助は相手の心を読んで敵の攻撃をかわせるという自信を持つ室田に対して、右ストレートでぶっとばすと宣言し、さらにその発言をハッタリだと思って能力を発動させた室田に対して、記事冒頭のように自らの意図を一切隠そうとせずにあけっぴろげにした。
そして、見事に幽助の右ストレートは室田を打ち抜くことに成功する。この時点での幽助はすでに暗黒武術会を戦い抜いており、その身体能力は最近能力に目覚めた一般人とは比べ物にならなかったのである。
相手が心を読もうとも、回避不可能な攻撃をすればよい、という読心能力を持つ相手に対しての対処法として脳筋気味ではあるが、その分対策が取られにくい手法を漫画的表現で描いたシーンとなっている。「魔界の扉編」でこれまでのバトル物から能力バトルに変化して「禁句」の海藤戦のように複雑化しつつあった作品の中で、分かりやすい決着となったエピソードとなっている。
インターネット上での使われ方
原典と同じく心を読む相手に対してのカウンターとして使う場合にも用いられるが、ただ単に右ストレートを放っているだけのイラストなどに対しても使われる。
関連動画
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原作関連
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関連項目
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