合体ロボとは、男のロマンである。
概要
複数のマシンがそれぞれ合体用の各パーツに変形し、合体して1体となるロボットのことである。
日本初の合体ロボは(諸説あるが)ゲッターロボと言われている。しかしアニメーション上で形がヌルヌル変わる超変形だったため、当時は変形と合体を完全再現した玩具は発売されていない。その後は玩具メーカーとアニメ制作が密接に関わり、アニメの再現による玩具というよりも玩具の合体ギミックをアニメの演出に落とし込む、というパターンが増えてきた。いわゆるバンクを用いた変形・合体シーンはロボアニメ・特撮作品での見どころのひとつである。特にロボを再現した玩具にとっては合体はメインギミックであるため、合体ロボ玩具は昔から今に至るまで子供たちや大きなお友達に親しまれ続けてきた。
しばしば「合体ロボは実現可能か?」として議論になることがあるが、1体のロボもまともに作れていないのに合体なんて機能をつけていられるか!というのが結論であるらしい。(そもそも外国では最初から1体のロボにしとけよ!というツッコミもあるとか)夢も希望もないことだが、技術の進歩を期待するしかないだろう。
スーパー合体・グレート合体
合体ロボ同士が合体しさらなる合体ロボとなることをスーパー合体(もしくはグレート合体)という。スーパー合体の際はそれぞれ構成していたマシンの数を合計して○○体合体とする事が多い。例えば3体合体のロボ同士がスーパー合体した場合は6体合体として扱われる。
スーパー合体・グレート合体の元祖は共に1988年に放送されたトランスフォーマー 超神マスターフォース(ゴッドジンライ)超獣戦隊ライブマン(スーパーライブロボ)と言われている。厳密にはゴッドジンライが元祖であり、ゴッドジンライのギミックに感銘を受けたライブマン側のスタッフが急きょ予定になかったスーパー合体を取り込むために2号ロボのライブボクサーの開発が難航を極めたという逸話がある。以降スーパー合体はスーパー戦隊シリーズの定番となり、2008年放送の「炎神戦隊ゴーオンジャー」に登場するマシン合わせて12体合体するエンジンオーG12が実現するまでに至った。
余談だがこのスーパー合体を実現させるためにメインのロボではない方のロボのプロポーションは劇中の描写と食い違っている事があり、中にはまるで箱型のマシンのように見える事から「箱ロボ」と揶揄されることもある。しかし2016年に本当に箱を合体させるロボが出るとは思わなかった
主な合体ロボ
2体合体
3体合体
4体合体
5体合体
- グレートファイブ(光戦隊マスクマン)他多数のスーパー戦隊シリーズのロボ
6体合体以上
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関連項目
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