合成Pとは、MikuMikuDance(以後「MMD」と呼称)を使用した動画を制作しているP(プロデューサー)である。
概要
初投稿作品は、しゃど氏の作品をオマージュした『【合成しただけ】サウスポー【しゃど】【フリカラ】FLV』。
2007年11月に4作品投稿して9ヵ月間動画制作から離れていたが、翌2008年8月の『合成しました(合成しただけ)』より投稿を再開、そしてこの作品をきっかけとしてMMDに深く携わっていくことになる。
MMDのPとして投稿した初作品は 『【第一回WC王座決定戦】ととべんきのうた【MikuMikuDance】』であり、『【MMD】ミクとリンが咲音色コスにお着替え【シャア専用VOCALOID】』において、合成Pの初製作MMDユーザーモデルとなる「シャア専用VOCALOID」が誕生する。
なお、今でこそMMDモデルのカラーバリエーションは珍しいものではないが、「シャア専用VOCALOID」が発表された頃にはそうした改良を試みて正式公開する製作者は皆無に近く、こうしたことからも合成Pはカラーバリエーションモデルの草分け的存在であるといっても過言ではない。
MMDユーザーモデル製作者としての合成P
最も得意とするのは標準モデルのカラーリングを変更及び改良したMMDユーザーモデルの製作で、「シャア専用VOCALOID」「ミクダム」「ラムっぽいど」は代表作である。
また、弱音ハクと亞北ネルを融合させた「秋音ハル」を創造している。
合成P製作モデルの最大の特色は、その手腕によって、全てのモデルが本来備えている一般的なイメージとは異なる魅力(可愛らしさ)が引き出されている点にある。
特にカラーリングセンスは絶妙で、「ミクダム」の配色等は少しでもカラーバランスが崩れればモデルの魅力を半減させてしまいかねないギリギリの部分が見切られて改良されている。
さらに「秋音ハル」では、弱音ハクのキャラクターを掘り下げて深みを与えただけでなく、ハクから派生した数少ないオリジナルキャラクターモデルの成立といった多大な功績も残している。
MMDモデルの可愛さを追求する製作者の一人であり、これから合成Pによってどのようなモデルが製作されるのかと思うと、待ち遠しく、楽しみでならない。
命名の由来
このブログ記事(『Eclipse01の日記』)でブログ主が命名
【動画紹介】【合成しただけ】元気を出して【麻太郎P】【suttoko】
公開マイリスト&最新動画
シャア専用VOCALOID
キオ式咲音メイコモデル風にカラーリングされたVOCALOIDモデル、3Dモデルの総称。
12月7日現在、MMDに付属する「初音ミク」「鏡音リン」「鏡音レン」「弱音ハク」「亞北ネル」「KAITO」及び「ちびミク」「ぷちミク」「初音ミク(typeアノマロ2nd)」「巡音ルカ(typeアノマロ)」「Ca初音ミク(カル音さん)」「エレーナ・N・桜井(アイドルステージ)」「柳瀬歌奈子(アイドルステージ)」の計13体が確認されている。
頭髪はブラウン、コスチュームはレッド、ブラック、ホワイトが基本色。
モデル名は視聴者コメントが由来。
関連動画
ミクダム
標準モデル「初音ミク(ver.2)」を元に製作されたMMDユーザーモデル。
頭部アンテナとバックパックを装着し、全身には『機動戦士ガンダム』に登場する主役モビルスーツ「RX-78-2 ガンダム」のトリコロールカラーが施されている。
詳細については以下を参照されたし→ ミクダム@合成P
関連動画
秋音ハル
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