吉住渉(よしずみ わたる)とは、日本で活躍する少女漫画家である。
概要
東京都出身 一橋大学経済学部卒 1984年、大学在学中『りぼんオリジナル』初夏の号にて「ラディカル・ロマンス」でデビュー。
集英社『りぼん』にて1992年5月号から1995年10月号にかけ「ママレード・ボーイ」を連載。1994年にはアニメ化され、大ヒット。
OVA、アニメでは大人の事情と思われるような設定やストーリーの変更が多く、原作レイプとの声もあり、原作も読むことを勧める。
愛称は「渉くん」であったため、りぼんっ子からは男性かと思った人も出てきた。
2006年以降『りぼん』から『コーラス』に移り、現在は『マーガレット』に連載をしている。
2013年からは、ママレード・ボーイの関連作として「ママレード・ボーイlittle」を連載し、2017年以降も作成中。
人物
1984年、『りぼんオリジナル』初夏の号にて「ラディカル・ロマンス」でデビュー。当時、大学2年生であった。
一橋大学時代はテニス部に所属。部の1年後輩に楽天の三木谷浩史がいる、テニス好きで作品にも反映されている。
1987年春に大学を卒業した後、大手電機メーカーNECに就職。しばらくは営業担当のOLをしながら漫画を執筆していたが、次第に仕事との両立が困難となり、1988年の秋頃に退社。以後、専業の漫画家となり、現在に至る。
作風・影響
親が入れ替わり結婚(ママレード・ボーイ)、姉を追いかけ女装して女子寮に入るシスコン(ミントな僕ら)などぶっとんだ設定が多い。逆に、ぶっとんだタイトルに反して設定が割と大人しめ(ウルトラマニアック)な作品もある。
ぶっとんだ設定を描きながらも伏線や小道具が張り巡らされた巧みかつ緻密なストーリー展開、魅力的なキャラクターの恋愛、友情描写をまとめあげる。
“それなりの画力に、それなりのキャラに、きちんとしたそれなりのストーリーが付いていて…”by一条ゆかり・デビュー作集「虹を渡る七人」より。辛口の一条ゆかりからも評価されている。
『りぼん』黄金期を築き上げた看板作家の1人。現在の『りぼん』から「あの頃が良かった」との声も少なくない。
代表的な作品
関連動画
関連静画
関連商品
関連項目
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