同じ穴の狢(おなじあなのむじな、貉とも表記)とは、
概要
ムジナ(狢、貉)はアナグマ、タヌキ、ハクビシン等を指す言葉で主にアナグマ(ニホンアナグマ)のことを意味すると言われる。ムジナは妖怪の一種として描かれることもあり、人を化かすことも知られている。
基本的にタヌキ(狸)は穴掘りがうまく、その掘った穴を住処にする。しかしアナグマや掘りスキルが低いタヌキなどはスキル高いタヌキが掘った古い穴に住み着いたり、スキル高いタヌキが現在進行系で住んでいる穴の一部を間借りして同居することもある。
なので、タヌキとムジナは同じ穴に住み着いている事があるため、「同じ穴に住んでるんじゃ同じだようなもんだべ」と見なされることもあり、タヌキとムジナの違いで裁判所において争われた「タヌキ・ムジナ事件」というのが大正時代に発生している。 [1]
そこから転じて、「無関係のように見えて、実は同類・仲間であること」を意味する。又、「善人そうに見えて、実は悪人とグルだった」という意味でも用いられる。[2]
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関連項目
脚注
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