この記事は、映画のネタバレ(主に犯人の正体)を含んでいます。 閲覧は自己責任でお願いします。 |
『名探偵コナン 紺碧の棺』(こんぺきのジョリー・ロジャー)とは、劇場版名探偵コナンの第十一作である。
概要
監督は山本泰一郎、脚本は柏原寛司。主題歌は愛内里菜&三枝夕夏の「七つの海を渡る風のように」。
あらすじ
佐藤刑事と高木刑事は、都内で強盗犯とカーチェイスを繰り広げていた。逮捕された強盗犯は、「神海島」と「ジョリー・ロジャー」という意味深な言葉をつぶやき、意識を失った。
翌日、バカンスで神海島を訪れたコナン一行は、財宝探しに集まったトレジャー・ハンター一味と出会う。神海島は、300年前に2人の女海賊アン・ボニーとメアリ・リードが遺したという財宝伝説が語り継がれていた。コナンたちは島の観光課が企画した宝探しを始めるが、トレジャー・ハンターの1人が、海底宮殿を探索中にサメの群れに襲われ死亡した。コナンはこの事件が殺人だと推理する。そして、トレジャー・ハンター達が昨日都内で起きた強盗事件の犯人とつながりがあることが明らかになった。
その日の夜、観光館にトレジャー・ハンター達が泥棒に入り、何者かからライフルで狙撃されるという事件が起こった。さらに翌日、蘭と園子がトレジャー・ハンターたちに連れ去られてしまう。 トレジャー・ハンターの正体、彼らを狙う犯人とその目的、2人の女海賊が残した財宝の謎に、コナンが挑む!
登場人物
備考など
- 海を舞台にした作品は『14番目の標的』、『水平線上の陰謀』に続いて3作品目。ただし、島を訪れるのは本作が初。
- 「蘭と園子の友情」がテーマとなっている。冒頭の紹介でも鈴木園子が初めて紹介された。その割に園子の活躍シーンが少ない。
- 作中に登場した女海賊「アン・ボニー」と「メアリ・リード」は実在した海賊であり、本作の物語の鍵となっている。
- 映画の冒頭で、佐藤刑事と高木刑事が追跡する強盗犯の覆面が『ルパン三世』のルパン三世と峰不二子である(この映画の2年後には『ルパン三世VS名探偵コナン』が制作されていたりする)。
- 劇場版名探偵コナンにおけるお約束の、オープニングの作品解説がこれまでと少し異なっている。
- 本作以降、エンドロール後に「第○弾、制作決定!」と流れる際にその物語の設定か舞台も流れるのが定番となった。
- この作品を最後にゴールデンタイム枠での劇場版名探偵コナンの放送がされなくなり、2009年4月の放送時間帯の変更に伴い、次作の「戦慄の楽譜」以降では金曜ロードSHOW!で放送されるようになる。
関連動画
関連項目
前作 | 次作 |
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名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌 | 名探偵コナン 戦慄の楽譜 |
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