実写映画に関しては「名探偵ピカチュウ(実写映画)」を参照。 |
名探偵ピカチュウ~新コンビ誕生~とは、2016年に2月3日発売のニンテンドー3DSダウンロードソフトである。開発は株式会社クリーチャーズ、発売元は株式会社ポケモン、販売元は任天堂。ジャンルは「シネマティックアドベンチャー」。
概要
名探偵ピカチュウ〜新コンビ誕生〜 | |
基本情報 | |
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ジャンル | シネマティックアドベンチャー |
対応機種 | ニンテンドー3DS (ダウンロード/パッケージ) |
開発元 | クリーチャーズ |
発売元 | ポケモン |
発売日 | 2016年2月3日(DL版) 2018年3月23日(パッケージ版) |
価格 | 1,500円(DL版) 4,980円(パッケージ版) |
対象年齢 | CERO:A |
ゲームソフトテンプレート |
2016年1月26日に発表された、ポケモンのゲームとしては初の推理アドベンチャー。キャッチコピーは、「見たことのないピカチュウが、ここに。」
タイトルが正式に発表された日時は上記のとおり2016年だが、それ以前に2013年10月にNHKで放送された「プロフェッショナル 仕事の流儀」で「誰も見たことがない新しいピカチュウ」に関するゲームの開発現場が取材されていたり、同年11月に「名探偵ピカチュウ」が商標登録されたりと、うっすらとその存在がほのめかされていた。
また、先述の「プロフェッショナル」では、フェイスキャプチャーを使用し人間の表情をCGにして取り込みピカチュウの表情へと変換する技術が映像公開されており、このゲームにはその技術が用いられていると思われる。そのため、今作のムービーシーンでは非常に表情豊かなピカチュウを楽しむことができる。
約2年後の2018年には、DL版に大幅な新規シナリオと発売後に登場したサン・ムーンのポケモンを追加した「名探偵ピカチュウ」が3DSソフトとして発売される。お馴染みamiiboの同時発売に加え、DL版購入済みなら追加コンテンツとして割引価格でダウンロードができる(~同年4/22まで)。
ストーリー
舞台は、人間とポケモンが共存する街、ライムシティ。ある目的を果たすため、少年ティムはこの街にやって来た。そこで偶然の出会いを果たす、ティムとピカチュウ。新しい物語が、ここから始まる。
世界観としては、都市として発展しつつも古風な街並みを残した、西洋風のエッセンスが取り入れられている。
登場人物
ピカチュウ(CV.大川透)
皆さんご存知のねずみポケモン。だが、今作のピカチュウは、これまでの愛くるしいイメージをひっくり返すような新たなキャラクターづけがされている。具体的には
- 大川透の渋いボイス。ティム視点では人間の言葉を話しているように見える。
- 「名探偵」を自称し、人間であるティム少年を「相棒」と呼ぶ。
- ナルシストの気があり、偉そうな発言ばかり。しかしどこか憎めない。
- 美人に弱い。人間の女の子に対し、ナンパのような行動をしている(紹介映像より)。
- 常に二足歩行。急ぐ時も前足は使わない。そのため足がかなり遅い。
- 放電がうまくできず、技がつかえない。そもそも命令されるのが大嫌い。
- コーヒーが好き。ブラック派。うんちくが語れるほどうるさく、行きつけのカフェまである。
といった感じで、妙に人間味あふれている。というかおっさん臭い。
鹿撃ち帽に虫眼鏡と、「シャーロック・ホームズ」を思わせるグッズを身につけており、探偵らしい出で立ちをしている。紹介映像では「ピカッとひらめいた!」と発言しており、これが彼の決め台詞と思われる。
ティム・グッドマン(CV.内田雄馬)
「うまく丸めこまれたような……。」
ライムシティにやってきた少年。ピカチュウの言葉を唯一理解できる人間で彼とコンビを組むが、それまでのポケモンシリーズの「トレーナー」のようにポケモンを使役する役というわけではなく、まるで人間同士のような対等な関係。
マイク・ベイカー(CV.秋元羊介)
「危ないことはしないでくれ。後でわたしがハリーに怒られてしまう」
探偵事務所の所長。ティムの父ハリー・グッドマンの友人で、探偵仲間。ティムのこともよく知っている。
アマンダ・ブラックストーン(CV.広瀬有香)
「またつまみ食いして!」
探偵事務所のアシスタント。客人用のお菓子をしょっちゅうつまみ食いするピカチュウを叱っている。
エミリア・クリスティー(CV.清水理沙)
「すてきな相棒みたいね」
大手TV局の新人アシスタントディレクター。ティムとは何度も出会うことになる。
メイコ・オカモト(CV.下田レイ)
「ほら、無理しないの」
パブロ・ミラン(CV.坂本くんぺい)
ピカチュウ行きつけのカフェ「ハイハットカフェ」のマスター。気さくな人柄。ウェイトレスのルンパッパとともに仕事をしている。ピカチュウ曰く、コーヒー作りの腕前はかなりのものらしい。
関連動画
関連項目
関連リンク
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