呉線単語

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呉線とは、JR西日本の幹線である。

概要

呉線 基本情報 運行事業者 西日本旅客鉄道 路線総延長 87.0km 路線記号 Y 駅数 28駅 軌間 1067mm 最高速度 95km/h

三原駅と海田市駅を結ぶ路線で、瀬戸内海に沿って走っている。なお、戦前・戦中は軍事的に重要な拠点が存在していた為カーテンを降ろすように言われ、車窓を見ることが出来無かった（ちなみに、当時の地形図も瀬戸内海は重要な軍事機密の為真っ白で、誰が所有しているかを把握する為に番号が振られていた）。
三原駅～広駅間には「瀬戸内さざなみ線」という愛称も付いている。

山陽本線のバイパスとしても利用されていたが（基本として緩やかな山陽本線なのに急なセノハチ越えが例外的にある為）、山陽新幹線が博多まで到達すると山陽本線で数多く運行されていた昼行長距離列車が全て新幹線に置き換わった事もあって、現在は通勤・通学と観光が主体となっている。土休日には全線電化されているにも関わらず気動車のキハ47を使用した快速「瀬戸内マリンビュー」が運行される。

広駅～海田市駅間は広島シティネットワークに含まれる他、列車は広島駅を拠点とする。なお、列車本数は広島シティネットワークに含まれる区間のほうが圧倒的に多い。

2010年7月の大雨による運休

2010年7月の大雨の影響で三原駅～広駅間の数カ所で土砂崩壊が発生した為、当面の間バスによる振替輸送が行われていた。

7月16日から19日までは三原駅～広駅間が運休、7月20日から当面の間は竹原駅～安浦駅間が運休となり瀬戸内マリンビューも当面の間は運休となっていた。

なお、11月1日の始発より全線で運転が再開された。

2012年3月17日ダイヤ改正による変更

2012年3月17日のダイヤ改正で、広島地区ではJR発足以来最大規模となる本数削減が行われた。
これにより、利用者の多い広島駅～広駅間でも昼間は1時間に普通1本、快速「安芸路ライナー」2本となった。またこの改正で快速「安芸路ライナー」の停車駅が変更され、天神川駅は通過となり、新たに海田市駅と吉浦駅にも停車するようになった。

2017年3月4日ダイヤ改正による変更

このダイヤ改正では、夕方ラッシュ時の快速増発が行われた。

これにより広島駅発の快速「通勤ライナー」が廃止され、一部の普通も置き換える形で「安芸路ライナー」を増発。21時台まで快速は毎時2本が確保された。

2018年7月の大雨による運休

平成30年7月豪雨によって再び土砂災害を被ってしまった呉線は、8月1日まで三原駅～海田市駅間の全区間で運休、翌2日以降は坂駅～海田市駅間で運転を再開し、各区間で順次代行バスを運転した。

当初は19年までかかるとされていた復旧工事だったが、JR西日本の驚異的な工事スピードによって9月9日には広島駅～広駅での直通運転を再開。12月15日から全線で運転を再開した。

なお、暫定ダイヤとして日中の「安芸路ライナー」は毎時1本が運休となる。

2019年3月16日ダイヤ改正より通常ダイヤとなった。

使用車両

• 103系（～2015年3月13日)
• 105系（～2019年3月15日)
• 113系（～2019年3月15日)
• 115系（～2019年3月15日)
• 227系
• キハ47形7000番台（快速瀬戸内マリンビュー）(～2019年12月22日)
• キロ47形7000番台（快速etSETOra）

103系	105系	113系
115系	キハ47形7000番台

駅一覧

※糸崎駅～三原駅間・海田市駅～広島駅間は山陽本線
●：停車。｜：通過。

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関連項目

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