概要 周泰ってなぁに?
名を周泰 字を幼平という。九江郡下蔡の人。生没年不詳。
武勇に優れた勇将。蒋欽とは親友の間柄でともに孫策に仕え、孫策の死後は長く孫権に仕えた。
孫権が宣城の留守を任されていたとき、少数の兵しかおらず油断していたところを山越の反乱軍に強襲され命が危うかったことがあるが、このとき周泰は全身に12ヶ所の傷を負いながらも、身を挺して孫権を護りきった。
その後は赤壁などさまざまな戦に参加して活躍。平虜将軍に就任するなど昇進を重ねる。
この頃、徐盛や朱然などの武将は周泰の指揮下に入っていたが、叩き上げである(演義では元湖族でもある)周泰の指示には随おうとはしなかった。
それを知った孫権は将達を集めて宴を開き、その席で周泰に服を脱がせると、周泰の身体に刻まれている「孫権を守るために負った傷」の由来を一つ一つ語らせ、涙ながらに感謝して、また字名で呼ぶなど厚遇した。
それを見た武将達は周泰のことを認め、指示を受け入れるようになったという。
三国志演義だと蒋欽と共に湖賊から脱し、孫策へ仕えた。
演義ベースの横山光輝三国志でも同様である。ちなみに出てくるたびに顔が変わる。
5行でわかる!周泰ULTIMANIA
- 孫権がピンチだったとき、劣勢だったけど12ヶ所も傷を負いながら頑張って孫権を守りきった
- 周泰の部下が反抗的と聞いた孫権。酒席で周泰をいきなり脱がせて上記の傷をみんなにお披露目。
- 部下は露出&羞恥プレイにドン引き。叩き上げキャラは気に入らないけど、今後裸に剥かれるのはもっと嫌なのでしぶしぶ指揮下へ
- 孫策の時代から黄武年間まで長きにわたり孫呉を支えた、縁の下の力持ち
- 別名、孫呉(孫権)の守護神。周泰ならきっとなんとかしてくれる。でも出てくるたびに顔が(ry
各メディアにおける周泰
漫画『横山光輝三国志』
出てくるたびに顔が変わる。大事なことなので三回書きました。
ゲーム『三國無双』シリーズ
真・三國無双3より参戦した、冷静沈着で寡黙な現実主義者の元水賊。
左目に大きな傷跡があり、一般兵よりも頭1つ分は背が高い大男である。
孫権に対して絶対の忠誠心があり、救出イベントは無双シリーズのお約束となりつつある。孫権も酒の席で周泰の自慢話をしたりと絶対の信頼を置いている。
仲も良く、2人で夜通し痛飲したこともあるとか。
口数が少なく近寄りがたい雰囲気ではあるが、意外と融通は利くタイプで状況判断などの能力にも長けた、別の意味で「話せる」男である。
「弧刀」を扱った、居合いのような戦い方(抜刀術)を得意とする。
その攻撃方法の抜群の格好良さ(抜刀術はさることながら、乱舞後や特殊技で格好良く抜刀&納刀したり、牙突をお見舞いしたり、抜刀後の衝撃波で周囲を薙ぎ払ったり等々)、乱舞や騎乗など特殊技の優秀さ、その忠義に厚い性格も相まって人気の高いキャラクターの1人となっている。
(5では一般的な刀でモッサリとした動きになったため、ファンからは黒歴史扱いされたことも。6では武器も弧刀に戻り、さらにパワーアップして帰ってきてファンを歓喜させた)
ゲーム『三国志大戦』シリーズ
『三国志大戦3』では、『呉008R周泰』『呉078SR周泰』がある。初版記事に則り、ここでは『呉008R周泰』について説明する。
1から登場。汎用計略である「漢の意地」といえば陳武もいるが、掛け声「てりゃあああ」→「へやー」が定着した周泰の方が馴染み深い。
SEGAのアーケードゲーム「三国志大戦」においての周泰は孫呉という国をよく体現している武将の一人である。
「三国志大戦」では魏・呉・蜀の各国それぞれに特色がある。
周泰がいる呉だとたとえば、
と、いったところか。
そして周泰はというと
- 2コストで武力7知力4という可もなく不可もない能力(武力知力共に最大で10)
- 低い士気で自身の武力が大幅に上がる「漢の意地」という計略を所持
- 「漢の意地」は効果時間後に撤退する
- VerUPで能力が変わる武将が多い中、周泰は稼働初期から変更なしで「防柵」持ち
数年の雌伏を経て2016年に再始動した新たな三国志大戦でも全く能力変化なし。
この安定感は他の武将ではなかなか得られないだろう・・・と思っていたら稼働から4年目についにエラッタで攻城力が上がる特技「攻城」を得た。よかったね周泰・・・
呉の国は弓兵が中心で、騎馬に対してとても相性が悪い。
しかし周泰は騎馬に強い槍兵であり、また稼働当初は呉に槍兵が少なかった事、それと弓にとって有難い柵持ちである事から「孫呉の守護神」とか「なんとかしてくれる人」とか「なんとかさん」とか呼ぶ君主もいたとかいないとか……
『恋姫無双』シリーズ
関連商品 へやー!
それでも周泰なら…
周泰ならきっとなんとかしてくれる……
・・・関連項目だ・・・
- 2
- 0pt