命燃やして恋せよ乙女とは、とは、音楽ゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」(デレステ)のオリジナル曲である。
概要
楽曲情報 | |||||||
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曲名 | 命燃やして恋せよ乙女 | 初出 | LIVE Groove Visual burst (2016年12月31日-2017年1月9日) |
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作詞 | 森由里子 | 曲タイプ | 全タイプ | ||||
作曲 | TAKT(TRYTONELABO) | BPM | 112 | ||||
編曲 | TAKT(TRYTONELABO) | 難易度 | DEBUT | REGULAR | PRO | MASTER | MASTER+ |
タグ | 命燃やして恋せよ乙女 | 8 | 12 | 17 | 25 | 29 |
2016年~2017年の年またぎで開催される「LIVE Groove Visual burst」のイベント曲として登場。
歌うのは高垣楓(CV:早見沙織)・佐藤心(CV:花守ゆみり)・三船美優(CV:原田彩楓)・安部菜々(CV:三宅麻理恵)・片桐早苗(CV:和氣あず未)の5人によるユニット「宵乙女」。25歳の楓さんから28歳の早苗さんまで、メンバー全員が20代後半という「大人のアイドルユニット」が歌う曲として用意された。永遠の17歳が混ざっていることを深く詮索してはいけない。
お正月を彩る曲に相応しく、ジャンルは何と直球の演歌[1]。演歌のカバーや演歌調のアレンジバージョンなどは過去に765プロのメンバーが歌ってきているが、完全新曲での演歌となるとシンデレラはもちろんアイドルマスター史上初である。シンデレラの楽曲制作を手掛ける日本コロムビアは元々演歌を大の得意ジャンルとする老舗レコード会社であり、ある意味本領発揮とも言える。
「花の命」と言えば大体の場合は「短い」ものであり、儚い女性の若さ、美しさの例えとしてよく使われるが、本曲は歌詞の中で「花の命は長いけど」という常識とは真逆の比喩を用いて、乙女ならばいつまでも命を燃やして恋をせよ、走り続けろと歌い上げる。年齢に関係なくアイドルとして全力で青春を送り続ける、彼女たちにピッタリの曲だろう。
- デレステに向けて新規に作られた曲は、ここ3曲は5人よりも少ない編成の曲が続いており[2]、5人曲は4か月前の「BEYOND THE STARLIGHT」以来である。
- また、デレステに向けて新規に作られた全タイプ曲も「BEYOND THE STARLIGHT」以来である。
- 作詞はアイマスシリーズでおなじみの森由里子氏、作曲は「-LEGNE- 仇なす剣 光の旋律」「NUDIE★」を手掛けたTAKT氏。オシャレ系だった過去2曲とはがらりと雰囲気が変わる曲である。
- 「大人のアイドル」がコンセプトの曲だが、実は彼女たちを演じる中の人は他のユニットと比べてもかなり若く、歌唱時点で早苗さん役の和氣は22歳、美優さん役の原田、しゅがは役の花守はどちらも10代である。演じる役よりかなり年下の彼女たちが、どう「大人」を演じ、歌っているかに注目するのも面白いかもしれない。まりえってぃはジェネレーションギャップに負けずに頑張れ。
- イベントコミュでは、楽曲歌唱に向けて旅館で合宿を過ごし、お正月番組の収録に臨む5人が描かれる。全体的にコメディタッチながらも、年齢というアイドルにとっては切実な問題に向き合う彼女たちの真剣さ、一途さが垣間見えるストーリーである。
- イベント期間は、6日間+5時間しかなかった直前の「あんきら!?狂騒曲」と打って変わって、9日間+5時間という長めの設定。イベント期間が9日間というのは過去2位タイである(これを上回るのは10日間あった「アタシポンコツアンドロイド」のみ。9日間のイベントは「LIVE Groove Vocal burst(流れ星キセキ)」「Snow Wings」以来)。
演出の特徴
ステージは和室の大広間に金屏風。曲が始まると襖が開いてアイドル達が登場、曲が終わると襖が閉まるという演出がなされている。
また、和室の外も演出に利用されており、外の庭園で踊ったり、廊下と室内にいる二人が顔を合わせるなどのシーンがある。
譜面の特徴
BPMが112というのを見るとかなりテンポは遅いように見えるが、実質的にBPM2倍(224)相当の譜面配置を盛り込まれる箇所もあり、むしろテンポの速さへの対応が求められると思ったほうがよいであろう。ちなみにBPMが224と考えると、これまでのデレステにおける最速テンポ曲である「Flip Flop」(240)にこそ及ばないものの、「ラブレター」(212)や「あんきら!?狂騒曲」(205)よりも速い。
PRO以上の各譜面で、微妙にタイミングの異なる2つのリズムアイコンが降ってくる箇所がある。ただ、これは「あんみつ」で対処できる(同時に押しても大丈夫)程度の差であり、画面に触れるタイミングを無理してずらさなくてもよいということは覚えておこう。
関連動画
関連項目
脚注
- *曲調的にはムード歌謡曲にも近いが、イベントコミュ内で楓さんが「演歌を歌うなんて初めて」と明言している。元々演歌の定義や歌謡曲との線引きというのはかなり曖昧でどちらとも取れるものなので、詳しいことが知りたければWikipediaや書籍など参照。
- *「ラブレター」「Jet to the Future」「あんきら!?狂騒曲」の3曲
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