喜多方ラーメンとは、福島県喜多方市周辺で作られるラーメンである。地元ではラーメンではなく「支那そば」と呼ばれることが多い。基本は醤油味だが、店によっては塩味や味噌味のバリエーションもある。
概要
昭和初期にあった屋台のラーメンが起源とされている。そこから、市内の大衆食堂でも「支那そば」をメニューとして出すようになる。1975年にNHKで喜多方が「蔵の街」として取り上げられて、観光客が増えた。しかし蔵の観光だけでは、2、3時間程度の滞在となり、観光収益の増大のためには観光客の滞在時間の増加が課題となっていた。1982年に喜多方市の観光協会が、ラーメンに着目をし、観光業者やマスコミに紹介するようになると、特徴的な味と値段の安さが注目されて、全国的に広がるようになる。現在では、札幌ラーメン、博多ラーメンと並んでご当地三大ラーメンに数えられる。
なお、喜多方市では朝にラーメンを食べるのがデフォルトである。基本的にあっさり味の醤油ラーメンなので朝に食べても胃がもたれづらい。冬場になると雪深い山奥にあるため、ラーメンの温もりがマジでありがたく感じる。
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