嘘から出たまこと(うそからでた-)とは、嘘だったはずのことが真実になってしまったことを現すことわざである。
表記ゆれに「嘘から出た実」「嘘から出た真」「嘘から出た真実」「嘘から出た誠」などがある。
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概要
嘘が事実になってしまう様子を表す。嘘から出たまことを題材とした有名な落語に「駒長」がある。
表記ゆれに付いて
上記の様に記述にいくつかの種類が見られる為、辞書によっては「嘘から出たまこと」とひらがなで記載する場合もあるが、「嘘」の対義語が「実」である為、大辞林や大辞泉といった辞書では「嘘から出た実(まこと)」が用いられている。
なお、江戸いろはかるたには「嘘から出た真」と表記するものも多い。
「嘘から出た誠」については、ウィクショナリーでは「嘘から出た実」の別表記として記載されていたり、オスカー・ワイルドの著作「The importance of being earnest」の日本語訳本のタイトルになっており、「真=誠」的な解釈も考えられるが、「嘘から出た真実」と共に多くの辞書が採用していない。
めんどくさいときはひらがなにすればいいとおもうよ
英語では「TIGER&BUNNY」の第3話タイトルでもある
Many a true word is spoken in jest.
となる。
ニコニコ動画では
2008年のエイプリルフールに誕生した「重音テト」が、まさにこの言葉を体現したかのごとき存在として上げられる。
当初は、架空のボーカロイドをでっちあげてニコ厨を釣ろうと言う事で嘘で塗り固められた存在だったが、UTAU音源として配布されるようになり、MikuMikuDance用のモデルが制作されてPVが投稿されるようになったりし、さらにはガイドラインの改訂によって初音ミクでおなじみクリプトン社の運営するピアプロにイラストの投稿が可能になるというシンデレラストーリーの主役となり、さらにはセガのPSPタイトル「初音ミク-ProjectDIVA-2nd」にも登場した。
そのほか、アニメやゲームのMADでの嘘予告が本当になってしまった際も、タグとして用いられる事がある。
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関連項目
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