噂の刑事トミーとマツとは、TBS系列で1979年~1982年の水曜日の夜8時に放送をされていたコメディアクション刑事ドラマである。全106話で、1979年~1981年までが第一シリーズで全65話、1982年の1月~12月までが第二シリーズで全41話となる。
概要
外見も性格も対照的な2人の刑事、警視庁富士見署捜査課の俳優・国広富之演じる岡野富夫(通称・トミー)と、歌手・松崎しげる演じる松山進(通称・マツ)の名コンビが時には衝突し時には協力しながら事件を解決まで導く。
トミーは気の弱い刑事で血を見るのも苦手であるが優男で女性にもてる。マツは直情型の刑事で、女好きであるものの不細工で背が低く、シークレットブーツを愛用しており「世界一踵の高い靴の男」と言われている。
各話のクライマックスの格闘・銃撃戦シーンで怖じ気づくトミーにマツがしびれを切らし、トミーを怒鳴りつけると、トミーが耳をピクピクと震わせた後急に発奮し、あっと言う間に悪党をなぎ倒すと言う展開が定番となっていた(まれに、犯人役や被害者役や他の出演者がトミコと言って変身したケースもある。またトミー自身が言ったトミコが、反響で自分に返って変身したこともある)。マツの場合も呼ばれると鼻がピクピク動き戦闘能力が上がるが、まれに「この男女のマツコ!」とトミーに言われた回もあったりする。
またオープニングの一部はアニメとなるが、このアニメは日本サンライズが担当。
エンディングは、松崎しげるが歌唱。3回も変わったが一番名曲と言われるのが、最初の曲である『ワンダフル・モーメント』で、かなりヒットを飛ばした。3曲目の『愛の静けさ』の作詞は松崎しげるが自らが担当をしている。
2003年にポニーキャニオンからDVD化がされたが、第一シリーズの1話~22話までしかソフト化がされていない。
番組スポンサーは三菱自動車で、劇中車両を提供。当時最新型であった、三代目と四代目ギャランと初代と二代目エテルナが覆面パトカーとして登場をしている。
リメイク作品として漫画『奇跡の刑事 トミー&マツ』(脚本:マギー、漫画:三葦十夢)が存在する。電子書籍単行本はマーガレットコミックスDIGITALから全5巻。実書籍版は2巻まで。
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